ディズニープロポーズ大作戦の舞台裏

何とかプロポーズもうまくいきホッとしているカズです。
今回はこのブログで、ディズニーのプロポーズ大作戦の舞台裏をお話したいと思います。

いやぁ、どうしても動画とかだと恥ずかしくて言えない事があるわけですよ。またブログだから表現できる事ってのもあるんです。ではさっそく行ってみましょう!

プロポーズの舞台裏

出会いは友人の紹介

彼女との出会いは友達の紹介。私のとても仲の良い友人が同じダンスをしている彼女を紹介してくれたのです。年はまったく同じ。今年で30。

メールを始め、一週間ほどで食事に誘い、何もおしゃれな店が分からない私は彼女の家から近いと思われる居酒屋でご飯を食べました。初めてあった時の印象としては、キレイ!だけどなぜ結婚していない??と疑問が出てきます。

私の経験上というか、これは女性から非難ゴーゴーかもしれないですが、30歳近くになって美人で結婚していないとなると、なんか訳あり。可能性として超性格が悪い、超わがままなどが挙げられます。

しかし、実際喋ってみると、そんな感じありません。むしろとても気遣いができる素晴らしい女性です。去年のクリスマスは何をしていたのかと聞くと、一人で沖縄に旅行に行っていたとか言い出します。更に何をしていたのか聞くと、永遠と一日歩き続け足がボロボロになるまで40キロくらい歩いたそうです。

これを聞いて、むしろコチラがわ(変な人)の人間のような気がしてきました(笑)。それを聞くとなんか嬉しくなってしまい、他にもいっぱい話をした。他にも喋りたい話はいっぱいあるけど、それをすると、今回プロポーズの話までたどり付けないのでもう辞めておこう。

ただこのままだと容姿で決めたなお前!とか言われそうなのでちょっと言い訳しておきます。私の彼女は中身が見た目以上に美人です!わがままも言わずケンカをふっかけてくる事もありません。彼女は私の事を尊敬していると言ってくれます。そういってくれる彼女の事を私も尊敬しています。

美女と野獣、いや美女と豚とはまさにこの事です。全くもって釣り合わない二人ではありますが、初めて会って一ヶ月後付き合う事ができました。なぜ好きになってくれたのか分からないが、とにかく私はラッキーだったのでしょう。

更にもう一つ。付き合うにあたって私の仕事については本業はWEB屋さんと伝えています。ブログもちょろっとやってると言っているだけで、このブログの存在や、YouTubeの存在は知りません。一般人のKazuとしてお付き合いを始めました。

20代最後のクリスマスは特別

彼女としゃべっている時に、クリスマスの話題になります。そこで彼女が口にしたのが「20代最後のクリスマスは特別」ってこと。どうやら、小学生の時にそんな感じのドラマがやっていたそうで、小学生の時から、なぜか夢見ているそうです。

彼女もいい年だし、その話題を出したのも「プロポーズしてね!」っていう意味合いがもしかするとあったのかもしれません。でもそんなのどうだっていいんです。私は付き合うと決めた時点で、結婚したい人と付き合うと決めていました。ちょっと時期が早いだけの話です。

私はちょうどその時期、東京で仕事もあるので、クリスマスイブは東京のディズニーランドに行こうと誘いました。その時の彼女の目のキラキラっぷりといったら忘れる事ができません。ずっとずっとニヤついているのです。やはり女子にとってディズニーランドは特別なのかもしれませんね。

ただ一つ言っておきますが、私の誕生日は9月でして、去年の20代最後のクリスマスは、家から一歩も出ず仕事をしておりました。そして歯を食いしばってクリスマスを耐えていたような気がします(笑)

15年ぶりに一人でディズニーランド

最初はディズニーでプロポーズをしようとは思ってなく、どこか高層階のホテルの一室、もしくはレストランなと考えてました。これを考えている時期はたぶん、10月中旬。付き合って三ヶ月程度の時です。(ちょっとハヤすぎw)

でもどうせプロポーズするなら、思い出に残る。更にはめっちゃ目立つような事をやりたいという、お馬鹿な考えになってきました。そう考えると、ホテルでは面白くありません、レストランも面白くありません。だったらどこと考えると、ディズニー以外の場所は考えられません。

12月の中旬、東京に行く用事ができたので、下見という事でディズニーランドに行ってみる事にしました。。ディズニーは中学生の時に行ったっきりだから実に15年ぶり。これはプロポーズの約2週間前の出来事です。

チケット売り場に行くと、ファミリーやカップルがいっぱい。さすがディズニーランドです。平日の夕方であっても人がいっぱいだ。

そんな中、一人でいるのはとても恥ずかしい。チケット売り場で顔を赤らませながら「大人1枚」と伝えチケットを入手。さぁ15年ぶりのディズニーランドだ。場内は人でいっぱい。みんな幸せそうな顔で歩きまわっている。これがディズニーランドなんだね。

15年ぶりのディズニーではあるが、アトラクションなどどうでもいい。とにかくシンデレラ城の周りがプロポーズポイントとして有名だと聞くので、脇目も振らずシンデレラ城を目指した。

シンデレラ城を目の前にして、すぐ最高のポイントを発見!なぜこんなにも素晴らしいスポットなのに、この場所は空いているんだろうと不思議に思いました。それがシンデレラ城の目の前の広場。私は用心深い性格なので、その場所に人が群がらないかチェックという事で30分ずっとその場所をうろちょろしてました。

30分しても、そこに人がたまる事はありません。これならプロポーズの時に人ごみにまぎれてしまうという事もなさそうだ。ただ待っている途中で大音量の音楽がなるってのも確認できました。プロポーズのタイミングとしては、その音楽が鳴り終わったのを確認してからがいいでしょう。音楽がなると私のプロポーズの言葉が聞こえない可能性もあるからね。

普段、私はだらしないヤツなんですが、こういう時だけは無駄にホンキです(笑)。なんか変な事に情熱を燃やしたくなる変なヤツなんですよ。彼女には、こんな奴が彼氏でホント申し訳ない。

仲の良い仲間に協力を依頼

今回、動画を見ていただくとわかると思うが、今回のプロポーズ大作戦は一人だけでは絶対にできない。撮影者、あと小道具の準備として一人は必ず必要になるのだ。しかし私がプロポーズする日は12月24日。誰もそんな日に手伝いをやりたい人はいない。

しかしそこで自ら手を挙げてくれる協力者がいました。それが秋葉さんです(秋葉さんのチャンネル)。秋葉さんは同じくYouTubeをされている仲間。またとっても仲のいいYouTuberの一人である。なんなら今年は秋葉さんと一緒に北海道にいったりドイツにも行ったりした。

ビデオカメラの扱いに関してはYouTubeでもトップクラス。これほど心強い協力者はいません。今回のプロポーズ大作戦が成功したのも秋葉さんのおかげとも言えます。この恩はお金なんかで返せるもんではありません。変な意味ではなく体で返します(笑)、と伝え協力をお願いしました。

プロポーズ前日の準備

イブの前日、私の彼女は、勉強会って事で県外に合宿に行ってました。一緒に東京に向かうのではなく、現地集合。また到着時間は夜なので、それまで時間はたっぷり。そこでプロポーズ前日の準備作業に入ります。

まずプロポーズに渡すのは、指輪ではなく花束。もちろん指輪も考えましたが私のセンスは飛び抜けすぎて、ある意味ヤバイってのは承知しております。よって彼女が素敵と思える指輪を渡す事はほぼ不可能。

また指輪を渡すには指輪のサイズを測る事が必要。私みたいな不器用なやつだと、何かでバレてサプライズプロポーズに気づかれる可能性が高くなる。彼女はきっと黙っていてくれるでしょうが、それだとコチラも面白くありません。

そこでお花屋さんに頼んで12本のバラを用意。当日間違えるといけないので前日のうちに、そのショップにバラの確認。代金を支払を終わらせ、コテコテではありますが、当日はバラの花束を渡すことにしました。

そして最後に、秋葉さんと最後の打合せ。秋葉さんの提案でスーツに着替えると面白いかもよって事で、夏用スーツではありますが、スーツも持参しました。今回は動画でも記録を残したいので、どのようなカットで撮影するのかなど綿密に話をしてお別れです。

その夜、彼女と東京駅で合流。まだ彼女にはプロポーズ大作戦はバレてないようです。いよいよ、明日が本番なのか。一生に一度と考えると、絶対に失敗したくない。そう考えると更にドキドキするのであります。プロポーズ前日の男性なんてみんなこんなもんなんでしょうね。

12月24日ディズニーへ

(たぶん)何も知らない彼女とディズニーランドへ。ディズニーランドについたのは朝の9時。もう開園しており中は人でいっぱい。さすがディズニーランドである。またディズニーランドに来た彼女はずっと笑顔。この顔を見た時、ホントきてよかったと思ったよ。

プロポーズの予定時刻は19時頃。それを控えているので、楽しいは楽しいのだが、心のどこかで緊張している自分がいました。アトラクションの待ち時間の時は、もちろん彼女としゃべって楽しんだ。でもところどころ頭の中で、プロポーズの言葉を復唱している私がいました(笑)。

今でこそ、こんなやつですが、もともとしゃべる事は得意としておりません。むしろしゃべりベタだからしゃべる練習としてYouTubeを始めたようなやつなのです。

プロポーズの予定時刻は7時頃。どうしても空けておきたかったので、7時頃あたりにパレードがあるかもしれないから、絶対その時間は空けようと彼女に伝えておきました。また友人がくるかもしれないから、その時間に合流しようとも伝えておきました。

17時に告知

どうせなら、数人にだけでも見守られたいって事で、17時ころTwitter、Facebookを使って、シンデレラ城の前でプロポーズすると宣言した。みんなディズニーランドにいるんだからスマホなんて見ないだろうし、ホントに誰か見に来る人がいるのかわからない。でも宣言したからにはもう後には引けない。

いよいよ本番!

一度、お買い物をしてホテルに戻った私達。30分ほど休憩をしてから、夜のディズニーランドへ。夜のディズニーランドはイルミネーションがキレイで昼間とはまた違った姿を見せてくれる。夜のディズニーランドに入ったのは夕方の6時半ころ。

もうその頃には秋葉さんは入園。入場規制が入る可能性もあったのでかなり早めに来てくれたみたいだ。マジ秋葉さんに感謝です。夜のディズニーランドに入ると、目をキラキラさせる彼女の姿がありました。この姿を見ると私まで嬉しくなる。純粋に喜んでくれる彼女を持てて幸せだよ。

「20代最後のクリスマス、これでよかった?」と聞くと「うんっ!」と無邪気に答える彼女。この後、まさかプロポーズされるとは思ってないだろう。

夜のディズニーランドは、ただ歩いているだけで楽しい。いろんな場所で記念撮影を行って適当に時間を潰しながらシンデレラ城へ向かう。

たしか、前の下見だと18時50分過ぎに大きな音楽が鳴ったはずだ。しかし今日はそれが聞こえてこない。彼女は不審がったかもしれないが、音楽がなるまでシンデレラのあたりをグルグル回る。もう今日は鳴らないと思った矢先、ついにシンデレラ城で大音量の音楽が流れ始めた!!

よし、作戦開始だ!
スマホを確認し、仲の良い友人がいまディズニーに着いたみたいだから呼んでくるとココ(シンデレラ城前)で待っててと彼女を後にする。いざ本番を前にすると、緊張というよりワクワクの方が強くなる。一体私はどんな神経をしているんだろうか(笑)。

秋葉さんと合流

秋葉さんの元へ走って向かう。トイレの前には先ほどのバラを持った秋葉さん。秋葉さんとは出会って一年とちょっと。こんな私のため、寒いイブの日にずっと待機してくれているなんて、ホントにいい仲間を持つ事ができました。私はマジに人に恵まれているよ。

秋葉さんが持ってきてくれたビデオカメラで、いつも通り自撮り(笑)。はたからみると完全に変人。まぁそれが私なのだ。自分でもわかっている。世の中、9割の一般人、1割の変人がいるとしたら私は完全に変人側の人でしょう。

その後、秋葉さんがスーツを入った袋を私に渡す。また先ほどの音楽が本番中なりだすとイケないのでダッシュで着替える私。スーツはしわくちゃではあるが、細かい事気にしていられない。暗いからシワなどわからないだろう。まぁこの辺りはけっこう雑である。

そして彼女の元へ。実は事前に彼女の元へは秋葉さんが向かっている。「Kazuさんのお願いがあって、わるいけど目隠ししてくれる」と一つ手をうっていました。彼女はもちろん秋葉さんとは初対面。オジサンにこんな事を言われて不審だと感じただろう(笑)。でも彼女はそのまま目隠しをして私を待っててくれました。

さてホントにこれが本番。あぁ困った。ワクワクがとまらない。プロポーズを前にすると緊張でガタガタになると聞いていたのだが、全くと言っていいほどそれがない。やっぱり私は変人なのだ。

本番

彼女を前にすると彼女の緊張は伝わってくる。シンデレラ城の前で目隠しをした時点でどことなく今からプロポーズをされると気づいていると思う。でもここで気づかれるのはどうでもいいんだ。彼女の手を取り、指定の場所へ連れて行く。

するとどうだろう、先ほどまで人が全然いなかったのに、異常なくらいに私達の周りに人が集まっている。この様子については動画を見ていただくとわかるだろう。たぶん全部で100人は楽にいると思う。人が集まって、それを見て更に人が集まる。

たぶん、芸能人か何かだと思って集まった人もいるでしょう。ホント私で申し訳ない!

よし、舞台は整った。プロポーズ大作戦スタートだ。目隠しをして不安がっている彼女に一言「取るね」と声をかけ、目隠しをとる。すると私の存在以上に人の多さに驚く彼女の姿が。確かにこれは人が集まりすぎた。なんでも計算どおりに上手くいかないもんだね。

しかし彼女は、混乱と感動が混ざったような状態で泣き出す。さすがにスーツ姿でバラをもった私を見て、この瞬間が来たのだと実感したのだろう。

ここからの様子は動画を見て感じ取ってほしい。ただ一ついっておくと、あまりにも驚きすぎて、彼女は途中の記憶が一切ないらしい(笑)。あぁやってしまった。サプライズ感が強すぎ、人が多すぎ、緊張などすべてがマックスに入って記憶がなくなったみたいです。もちろん彼女にとって記憶がなくなるとは初めての事だったそうだ。

途中の言葉は、一生懸命考え、パークにいる間、心のなかで復唱していたのだが、まぁ現実はこんなもんです。プロポーズなんて男のエゴだからね。彼女の満足も考えるけど、それ以上にどうやると自分が満足できるのか考えちゃったりしてたからね。

ホント、こんなやつが彼氏で申し訳ない!

ただサプライズプロポーズが終わると、大勢の拍手と「おめでとう」の声。特に印象的だったのが動画のラストにもある「いい夜をありがとう」の言葉。彼女にとっていいプロポーズを出来たのかは正直疑問だが、後悔はない。これに付き合ってくれた秋葉さん、そして彼女。多くの拍手をくれた皆さんに感謝です。

彼女はその後、頭が真っ白になってしまったといい、実感が全然湧いてこない。何かずっとぼーっとしているような感じだ。まだ本当にプロポーズを受けた感じがしないらしい。

19時30分になり、どうやらパレードが始まったらしい。彼女の手を引き、一緒にパレードを見に行った。ディズニーのパレードを見るのは初めてである。パレードのために2時間もまつ人がいるって聞いた事があるけど、これなら分かる。尋常じゃないくらいキレイだ。

すると、横で声をあげて泣き出す彼女がいました。ようやく実感がわいてきたとの事でした。ホントはプロポーズ中に渡す予定だった白のハンカチを渡して涙をふいてもらう。

その後、ホントはモンスターズ・インクのファストパスがあったので、プロポーズ前にはそれを見に行こうと約束していた二人ではあったが、プロポーズ後はそんなのどうでもよくなってしまった。ホテルに戻ってゆっくり食事、ゆっくりお話をする事にしよう。

とにかく、今回自分勝手なプロポーズであり、真に彼女のためだけを考えて行ったものとはいいがたい!しかし後悔はしてないです。プロポーズは男のエゴです。批判もあると思いますが、思いぞんぶんやった方が私はいいと思います。

ただし、これから行われるであろう、結婚式の主役は彼女です。ここは男の勝手は許されません。彼女がやりたいよう全力でサポートするのが男の役目であります。プロポーズを好きにさせてもらった分、結婚式だけは彼女にとって最高のものになるよう努力したいと思います。

次の朝起きると、私の耳元には彼女からの手紙が置いてありました。どうも私が寝ている間に内緒で書いていたようです。手紙の中にはこんな一言がありました。

 

「結婚がいかに素晴らしいか全世界に証明していきましょう(笑)」

 

どうも彼女も全てを受け入れてくれたようです。プロポーズしたあと、実はWEB屋さん以外にYouTuberやブロガー的な活動もしていると伝えました。まぁ実は知っていたみたいですけどね。

とにかく、これからが楽しくなっていくところです。結婚すると苦難や困難があると聞きますが、ポジティブ二人にとって、そんなものはないはず(たぶん)。彼女が言うよう、結婚がどれだけ素晴らしいものか人生をかけて証明していきたいと思います。

最後に、だらだらとした文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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