SONY RX100Mk3でのホタル動画撮影レポート
- 2014/07/09
- カメラ
カメラでのホタル撮影ってのはよくあるが、今回は撮影は撮影でも動画である。そう、写真ではなく動画なのだ。ホタルって写真だとある程度撮れるけど動画になると難しいというかカメラの性能がものをいうわけ。
しかも今回は夜に強いとされているビデオカメラではなくただのコンデジ。普通はコンデジなんかでは動画でホタルを撮るってのは非常に難しいわけ。でも今回使うカメラは、SONYの高級コンデジ「DSC-RX100Mk3」だ。コイツはきっとやってくれる。
DSC-RX100Mk3でのホタル動画撮影
福井で有名なホタルの里にやってきた
今回やってきたのは福井県の朝倉氏遺跡の近くにあるホタルの里と言われる場所。こちらは嫁さんと出会い、二回目のデートで行った場所。あの時はけっこうドキドキしたなぁ。ホタルより君の方がきれいだよって言ったような言ってないような(笑)
まぁ馴れ初めトークはこの辺にしておいて、ここホタルの里はホタルだらけのスポットで6月上旬などのシーズンになると川はホタル、ホタルでいっぱい。もちろん有名であるので人もいっぱいさ。
NEX5RのF4通しでも一応映った
私は普段、ミラーレス一眼のNEX-5Rの広角F4通しのレンズを使ってます。これ超広角で撮影できるから自撮りにはもってこい。ただ暗いレンズであるので夜の撮影は基本的にできない。もちろんホタルも撮影できないと思ったのだが・・・
一匹だけ映った!たまにいるんですよ。ホタルの中でも特に明るい光を放つやつが。まぁ肉眼では一匹以外にも10匹、20匹と見えているのだが、一匹だけかろうじて写す事に成功。これはこれで嬉しいよ。
ただあれですよ。これは動画での話で写真であればシャッタースピードを4秒5秒に設定すれば楽勝に撮影はできますな。
RX100Mk3で暗いけどイケた!
ではさっそくRX100Mk3で撮影してみよう。うーん、写らない。やっぱりRX100Mk3でもダメなのか・・・
あれっ写った!写ったよ!あっなるほどピントがあってなかったのか。写真だけでも5匹、6匹見えているが実際にはその倍くらいは光ってた。つまりすべてのホタルの光を捉える事はできなかったのだが、それでも一応撮影する事ができたよ。
あぁきれい。あぁいやされる。もちろん写真の方がきれいに撮影できるんだけど動画は動画の良さがあるよ。ただズームがそこまできかないので、ホントにホタルの光が小さい。もし大きく写したいのであれば近づくしかないですな。
写真だと簡単にこのくらいは撮れる
動画だけではあれなので、写真も撮影してみたよ。写真だとシャッタースピードを長くする事で楽勝にこのくらいは撮影できる。やっぱり写真の方がきれいだよな。
手に止まったホタルの撮影に成功
撮影していたら私の手にホタルがとまった。どうやら私には虫がよってくるようだ。ただホタルだけではなく蚊にも好かれているので夏場、山にいくとひどい事になる(笑)。
でもこれ最高のショットだわ。もちろんこれも動画である。けっこう近くだと明るく撮れるのね。ただ使ってみてわかったけど残念なこともある。
動画のオートフォーカスは暗い場所にめちゃ弱い
そうそう、ホタル撮影でオートフォーカス使うなってつっこみたいだろうけど、やっぱりオートフォーカスは楽だからオートフォーカス使いたいんだよ。でもこれ撮影中でピントがあった状態でも動画撮影中によくズレるんだよね。
また居酒屋など暗い場所で動画撮影し、一度ピントが迷うともうなかなかピントが合わなくなる。このRX100Mk3がどのようなシステムでピント合わせしているかわからないけど動画のオートフォーカスだけはちょい残念。
まとめ!暗いとこでもコンデジでイケる時代キター
最後紹介したようにイマイチなポイントもある。でもホタルを動画で撮影できちゃうようなコンデジって信じられない。そしてこれめちゃコンパクトだし、どこかに出かける時はこのカメラ一台持っていけばだいたいのものは撮れちゃうよ。
ただネックになるのは価格だろう。価格はコンデジのくせになんと8万円。この値段だったら普通にミラーレス一眼買えるし普通の一眼カメラだってこの価格帯のものあるよね。
でもそれでも私はこのRX100Mk3をオススメする。だってさ、ミラーレス一眼とかいっても正直ポケットに入れるのは厳しい。でもコイツだったらポケットに入っちゃいます。携帯性がめちゃくちゃいいんですよ。これからはもう一度コンデジの時代がくるかもな。
後書き
α7Sはもっとやべぇ
私の憧れのジェットさんがあのα7sでホタル撮影に挑んでます。あぁやっぱりこっちの方がいい。ただ高いし何より自撮りできないからまだ買ってないっす。これ自撮りできるバリアングルついたら、ぽちっちゃいそう。