安物Micro USBケーブルを買って後悔した理由

最近の世の中は安いもので溢れております。そして安いものでもいいものはある。決して高いからいいというわけではございません。ただ今回、使っていて、あれっおかしいな・・・というものがございました。それが「Micro USBケーブル リールタイプ」でございます。

というわけで本日は、この安物ケーブルを徹底的に調べてみたいと思います。

安物ケーブル徹底検証

送料込みで200円以下の安物 Micro USBケーブル

これは素晴らしいですよ。だってさAndroidなどの充電にかかせないMicro USBケーブル、しかもリール式のものが送料込みで200円以下で購入できるのでありますよ。この値段だったら多少ダメな部分があっても納得できそう。そう思って購入したのであります。

しかも安いという事で追加で4本も購入してしまいました。

高級ケーブルと比較するよ

今回、比較用に使うのはオウルテックのMicro USBケーブル。高級といっても価格は送料込みで約1100円程度。最大で2.4Aまでいけるやつでタブレットの充電だと更に差が開くのであります。

さすがのオウルテック 1.16Aが出た

今回、計測に使うのは上記リンクのUSB電流チェッカー。これさえあればUSBケーブルの良し悪しを簡単に計測する事ができる。まず最初にタブレット端末のNexus7に繋いだところ、1.16A出た。さすがでございます。では次に安物ケーブルいってみましょう。

安物ケーブルは数値がバラバラで安定しない

計測してみると、ちょっとビックリな結果になりました。オウルテックに較べて少なくなるのは予想していたのですが、全く同じ時期に注文したものであっても電流量に違いが出てます。上から順に「0.85A、0.85A、0.65A、0.65A、」という感じ。0.65なんかになっちゃうとオウルテックの半分近くになってしまう。

でもこれでも一応は充電できておりますが、オウルテックのケーブルと比べると、3割〜倍くらい充電に時間がかかりそうです。そこでスマホでも計測したところ驚くべき結果がでました。

タブレットはいけたのに、スマホでは充電できない・・・

たった一本だけにはなりますが、タブレットの時は間違いなく充電はできていました。でもGALAXYのスマホで充電テストをしたところ、一本だけ充電できない。なぜだろうって左上を確認するとこのような表示がでてました。

そう、なぜかUSBでの通信モードに切り替わってしまっているのです。もちろん充電はできておりません。なぜこうなるのかよくわかりませんが、私のところでの不具合というのが、なぜかたまにケーブルを差し込んでも充電できてなかった時があったんですよ。たぶん原因はこれですわ。

まとめ!安物はコスパいいけど粗悪品も一定の確率であります

冒頭でも言ったように安物でもいいものはある。けど今回のケーブルに関しては、やっぱりだけどいいものと比べると間違いなく劣る。そして何なら使えない不良のケーブルも混ざってる事があるし、測定してみないとわからないけど、充電量が少ないケーブルも半分あるって事がわかりました。

わたしは、出張のときなど、確実に使えるケーブルかを調べてから持っていくようにしてますが、それをせず、適当に今回の不良ケーブルを持って行ったらもうおしまいです。しかもそれが海外出張なんかだとよりワケが悪い。

ただ送料込み200円以下でマイクロUSBケーブルが買えるのは非常に魅力的でございます。コスパは間違いなくこちらの方がいいでしょう。ただ一定の確率で不良品もあるので安物を飼う時は皆さんこういう事もあるって事を頭において買うようにしましょう。

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