ヨッシャ！大阪マラソン2012 三兄弟で無事ゴールできました！

•  2012/11/26
•  個人的なブログ記事

みなさーん！応援ありがとうございます！無事に三兄弟で大阪フルマラソンゴールする事が出来ました。三兄弟で何かするってのはホント久々な気がする。

体力の悪魔みたいな私にとってフルマラソンは、多少辛いくらいで済みますが、弟達にとってはヤバイくらい辛い事だったと思います。ではそんな大阪マラソン2012を皆さんに報告させていただきます。

三兄弟で走った大阪フルマラソンレポート

朝5時に起床

大阪マラソンのスタートは、午前9時。それまでに体を起こしておかないと走っていてしんどいです。という事で当日は朝の5時に起床。そして5時半過ぎに弟と吉野家へ。

朝食用の鮭定食に豚汁プラスで元気モリモリ！本日の大阪の天気は快晴で走るには最良の日となった。弟もワクワクしているとの事でメンタル面はいい感じ。

超混雑の電車移動

現地でいろいろ準備作業があるので午前7時にはスタート地点である大阪城公園に移動する。電車に乗っての移動となるのだがものすごい混雑だ。

これが都会なのか。ちょっとこれには驚いたが、こんなのなかなか経験できないので逆に楽しい。これが満員電車ってやつなんだね。

三兄弟が集結

私は写真左にいる三男と宿泊しており、次男とは当日合流した。とりあえず今のところは全員元気そう！

ただ次男、三男ともに膝を負傷しており、十分に休息はとったとの事だがまた再発する可能性は十分にある。無事完走できるかどうかとっても心配である。

実写版マリオを発見しました

写真に見えるのは、実写版のマリオさんです。やはり都会のマラソンという事でコスプレさんがいっぱいいらっしゃいました。

数えきれないくらいのコスプレを見ましたが、中でも特に印象深かったのはドラえもん。完全にきぐるみのような状態で、絶対に走り辛い。無事ゴールできたのかな。

スタート地点まで18分くらい

スタート地点につき開始の合図が聞こえてきた。するとみんな拍手の嵐。なんかちょっとしたお祭り状態だ。

ただ今回のマラソン参加者は合計で3万人。それだけの人数だからスタート地点に行くまで約18分もの時間がかかった。

最初の20キロ地点までは時速10キロで行くぞ

42.195キロと道は果てしなく長い。というわけで最初から体力を使い果たしては最後にビックリするくらいの地獄が待っています。

弟達は走りなれてないという事もあり、最初飛ばす傾向があります。そこで私がペースランナーを務め、最初の20キロまでは時速10キロで行く事にしました。

たぶんそこまでは問題なく来れるはずです。問題はその後だから、その時の調子を見ながらスピードを調整しようと思う。

10キロ地点 三人ともスーパー元気

10キロ地点で応援に来ていた次男の会社の先輩に写真を撮ってもらった。ホントいい先輩を持ったものだ。

この時点では、全員スーパー元気。10キロ地点でのタイムはちょうど60分と自分でもビックリするくらい時速10キロというペースが乱れていない。

また笑顔も見られ、次男は膝にちょっと違和感があるという事で三男が持ってきた痛み止めを二人揃って摂取。二人の弟に痛み止めが効くのか知らないが最後までこの調子で行けたら最高だ。この時点では青服の次男より、白服の三男の方が調子がよさそうだ。

20キロ地点でトイレ休憩

三男がトイレに行きたいという事で20キロ地点のトイレに入った。どうもけっこう我慢していたようだ。

序盤のトイレはビックリするくらい混んでいたが、20キロ付近になるとかなり列は落ち着いてくる。ここで要した時間は5分くらいだろうか。

いい気分転換にもなり、そしてずっと我慢していたので三男は体が非常に楽になったみたいだ。

三キロごとに給水ポイントがあるのだが

大阪マラソンの給水ポイントは、約3キロごとにあります。ここでは水はもちろんスポーツドリンクもあり、30キロくらいになってくるとバナナとかちょっとした食事もあるんだ。

ただ、トイレに行きたかった三男は、トイレに行くまであまり水分を飲んでなかったようだ。確かに最初の20キロくらいは水を飲まなくてもなんとかなるのだが、そうすると後半に響いてくるんだ。

とりあえず、トイレ後にすぐある給水ポイントではコップ一杯をすべて飲んだのだが、後半どうなる事やら。

折り返しポイント 21キロ地点

途中、膝の調子が悪いといっていた次男(青服)だが、沿道で応援してくれている方とハイタッチをするなど調子がよくなってきた。どうも痛み止めが効き始めたようだ。

そして調子のよくなった次男は『沿道の方から元気をもらっている』とか言い始めた。確かに走っている時に気持ちも持ちようは大切だもんな。確かに応援があるとがんばれるんだよね。

30キロ地点 三男が軽い熱中症

ようやく30キロ地点だ。残り約10キロ。ただ30キロ地点にきたところで三男の様子がおかしい。表情、呼吸とも辛そうだった。軽い熱中症か脱水症状になっていると判断。

ココで無理をしたら、絶対にフルマラソンを走り切れないと思ったので、すぐに歩かせた。私も100キロマラソンを走った時、最後の10キロは軽い熱中症にかかっていたから、この辛さは十分わかる。

無理させると、ホント危ないし三人揃ってゴールするという目標も達成できない。まだ先は長い。しばらく歩いてでもいいから回復を待つ。

37キロ地点 残り5キロが本当の地獄

これは実際に走った事ある人じゃないとわからないと思う。フルマラソンの最後の5キロというのはマジに地獄なのである。

全身の関節が痛み出し、ふくらはぎ、ふとももと筋肉が悲鳴をあげる。なぜか次男は元気だが、三男はすごく辛そうだ。坂をあがる時に走ると体力を使ってしまうのでココでは歩かせ、更に次男が三男の腰を軽く押している。これでかなり楽になるそうだ。

たぶん、三男はいままで味わった事のない苦痛を今この瞬間味わっているんだと思う。とりあえず私は三男の表情や息遣いに気を配りながらスピード調整を行った。

給水ポイントでは、混雑で体力を消耗しないよう、人のいない外側を歩かせ飲料の確保、そして体を冷やすための水など取りに行き三男に渡す。これで楽になるかというとそうでもないと思うが、多少はマシだと思う。ココで足を止めるとホント辛いんだ。

ゴール200m前 大観衆の応援が最高すぎた

もうゴールは目の前に見える。もう200mほどだろうか。ココにくると応援団の応援がやばすぎる！こんな応援されて元気がでないわけがない。

バテバテだった三男だったが、最後のゴール直前はかなり走りがしっかりしてきた。もう辛い時間はほんの数十秒だ。これが本当のラストなんだ！

ゴール直前！三人横に並んでゴール！

弟はゴール直前、どんな気持ちでゴールを見ていたんだろうか。とりあえずは辛くて辛くて仕方なかったはずだ。

30キロ地点で辛そうだったから、最後までイケるかどうか心配だったが、弟の頑張りで遂にこのゴールの瞬間を迎える事になる。

ホントにホントに限界の走りだったので、写真に見えるように両手をバンザイしてゴールをきる余裕はなかったのだが、それでも三兄弟横に並んで仲良くゴールする事ができた。

ゴール直後の様子

これがゴールをきった直後の写真だ。三人兄弟でゴールできてホントに嬉しかった。限界の走りをしていた三男は足腰ともボロボロ。ゴールすると歩きがガクガクである。

表情は、フルマラソンをやりきる事ができ、ホッとしているんだろうか。ホントお疲れ様でした。

なんだかんだで助けあってゴールできました

ホント不思議なものだ、前半は次男が膝が痛いと言っていたが後半になり元気を取り戻す。逆に後半は三男が軽い熱中症など筋肉痛がひどいなど、立場が逆転した。

でもそんな中、三男が膝が痛いと言っている次男用に自分の痛み止めを渡して、後半元気になる。そして体力に余裕の出てきた次男が坂道で三男の腰を押して補助をする。

そして最後、ゴール直前の二キロは、体力の悪魔とも言われるこの私が、腰を軽くおしてサポート。少し腰を押されるだけでかなり楽になるそうだ。

もちろん体力の悪魔とも言われる私でも、ニキロにわたってサポートするのは、ビックリするくらい辛いのだが、三男の辛さに比べたら大したことないだろう。さっきもいったが、この辛さについては100キロマラソンで痛いくらいに味わったからわかるんだ。

たまにはね、こうやって協力してゴールするのもありだと思うんだ。マラソンって個人技だけど、観衆がチョコを配っていたり、ランナーのためにエアサロンパスをランナーに使ってあげたりしているんだよ。そう、マラソンっていろんな形のサポートがあるんですよ。

今回の42キロにおけるペース表

これを見ると、どこからが辛くなったポイントなのかよくわかる。ホントによくがんばってくれた。

応援してくれた皆様ホントありがとうございました！

今回応援という事で、私の母ちゃん、そして三男の嫁や友人、次男は職場の先輩など多くの方が応援に駆けつけてくれました。私の方では普段仲良くしてもらっているMuneさんと秋葉さんがそれぞれ北海道、東京から来てくれた。

秋葉さん、Muneさんが撮影した動画

• 秋葉さんが撮影した動画
• Muneさん動画 スタート編
• Muneさん動画 ゴール編

更には、私のBlogをみて大阪市内から応援にきてくれた方、そして電車1時間かけて隣の兵庫から応援にきてくれた方もいました。ホントにホントに大勢の方から応援してもらえて、私達三兄弟は幸せもんです！

ゴールした後、三男は『30キロ前の時点でゴール出来ない思っていた』とか言っていた(笑)。でもみんなのサポート、応援があったからゴールできたんだと思う。

今回、死にそうなくらい辛い思い出になったと思うが、結局は走ってよかったらしい。たぶん人生にとって、ホントいい勉強になったと思うし、自信にもなる。

大人になると、子供の時のように三人揃って何かやるという機会はなかなかないのだが、ホント今回はいい記念になった。これからも三兄弟仲良く人生を楽しむ事にしよう(^^)

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