Kindle Fire HDがキター!有料テスターによるレビュー記事だよ

もうね有料テスターとしての宿命ですよね。なんかなやっぱりアイツがやってきたっわけですよ。そう『Kindle fire HD』でございますっ!

これはAndroidベースに作ったKindleのフルカラータブレット端末です。ただしAndroidといってもNexus7とかとはまた違うみたい。ではKindle fire HDのレビュー開始でございます。

Kindle Fire HDレビューまとめ

そもそもKindle Fire HDって何?

Kindle Fire HDってね、amazonから販売されたAndroidベースのタブレット端末ですよ。でも先日紹介した同じAndroidの『Nexus7(レビュー記事)』とはまた全然違うんです。だってamazon仕様に改造しちゃってるからね。

またこのあと説明するけど、メリット・デメリットがあるんだな。とりあえずココで1ついうメリットは、その価格。16GBモデルで15800円です。これってのはねamazonは端末で利益を出すのではなく、電子書籍とか買ってもらって利益を出そうとしているかららしいんだ。

Kindle Fire HDの付属品など

さっそく開封し中身をチェック。してみました。入っていたのは下記の通り。

同梱物

  • Kindle Fire HD本体
  • Micro USBケーブル
  • 説明書

前回の『Kindle Parparwhite』の時もそうだったんだが、価格をギリギリまで下げているせいか充電用のプラグは入ってないんだよね。とりあえずはパソコンとUSBで繋いで充電してねって事か。

Micro USBとMicro HDMI

Kindleの下側に端子を発見。Androidというと通常Micro USBだけなんだがKindleはMicro HDMI端子もあるみたい。これテレビに繋げば大画面で漫画が読めるのかも。いや大画面で漫画は読まないか(笑)

電源やボリュームは上部にある

電源やボリューム、イヤホンジャックは、本体の上部にあるようです。通常タブレット端末って音量など操作部がサイドにあるのでちょっと戸惑うが慣れれば特に問題ないだろう。

厚みは10.3mm

タブレット端末で薄いってのが特徴のiPad miniと並べてみました。まぁ厚み7.2mmと比べると10.3mmでも厚く見えますが、特に私はそれによるデメリットは感じませんね。

使わないと思うけどカメラもあった

たぶん使わないと思うんだけど、ちゃんとカメラもあるんですよ。フロントのみとなりますけどね。

ただタブレット端末としては珍しい位置にあるんです。通常縦にもって上部にカメラってあるんだけどKindleはサイド部にあるんだな。たぶんこれでベゼルが太くなっちゃたんだと思う。

395gと重いがラバー仕上げGood

タブレット端末として残念なのはその重量である。Nexus7やiPad miniは300g程度しかないのに対して、Kindle Fire HDは395gとその他のタブレット端末と比べて重たい。もちろん持ってみてもその重さの違いはよくわかります。

やっぱりね、長時間持って視聴や読書をするって考えると軽いにこしたことはないよね。でも唯一好感が持てたのはNexus7同様にラバー仕上げになっている事。多少滑り止めがかかると重たさも多少は軽減できるしね。

まぁ比べると重量面では、Kindle Fire HDは見劣りするけど、人によって重たさの感じ方って様々なんだな。なので購入を考えている人は実際に家電量販店などにいってみて、実際に持ってみる事をオススメします。

amazonのアカウントに自動で紐付け

前回の『Kindle Parparwhite (レビュー記事)』については家電量販店で購入したので、自分で設定したが今回のKindle fire HDはamazonから購入したんだ。

するとね、すでにアカウントの設定が完了していて、何もIDやパスワードなど入力しなくていいわけ。こりゃ楽チンだわ。さっそく触ってみよっかな。

同じAndroidでもオリジナルのインターフェイス

AndroidベースのKindleですが、起動してみてビックリ。全然Android感がありません。独自にカスタマイズされまくり。

アイコンの配置などあまりカスタマイズできない感じではありますが、それでも初めて触った人にとっては操作しやすいかも。何でもカスタマイズできるってより、ある程度制限をかけられていた方が操作しやすいって事はあると思うんです。

数の不十分なKindleのアプリストア

最初に言っておくけど残念ながら、Nexus7と同じアンドロイド端末といっても違いがあります。Nexus7は自由にアプリのダウンロードができるのにKindleの方は『Kindleストア』にあるものしかダウンロードできないんですよ。

まだ数も十分ではなく、ちょっと残念な感じはいなめません。でも逆にこれは1つのメリットでもあるんですよ。

残念ながらAndroidのアプリは、ウイルスがどうとか危険なアプリがいっぱい存在します。でもKindleストアのアプリだったら安心ですよね。そういった意味では、その制限されたアプリでも問題ないのであればコレ以上いいアプリストアはないかもです。

YouTubeは見れるがニコニコはダメ

まだYouTubeアプリがKindleストアにないのは残念ですが、ブラウザの方からYouTubeは見れるようになっています。

でもFlashに対応してないので、ニコニコ動画の方は見れないようです。ニコニコユーザーさんはご注意を。でも今後アプリなどの対応で見れるようになる可能性は多少はあると思います。

Kindle fire HDのディスプレイ画質は?

普通にいいですよ。『1280 x 800』とNexus7と同じ解像度です。ネット上では若干黄色がかかっているとの指摘も見られますが、それは確かに若干あるかも。

ちょっと写真からはわかりにくいけど、黄ばみは確かにあります。まぁでもこれがKindleの絵作りなんじゃないのかな。書籍を読む時、青っぽいより黄色っぽい方が目に優しそうでしょ。あと15800円のタブレット端末って事を考えると画質は十分すぎるくらいがんばっていると思います。

スピーカーがけっこう頑張っている

Kindle fire HDってスピーカーの音質がけっこう良さげです。iPad miniと違ってスピーカーは若干ながら離れているので縦方向で見るのであれば多少なりステレオ感は楽しめるかも。

まだ実際に音楽の方は聞いてないけど、評判はいいみたいっすね。イヤホンの方もがんばってるみたいっす。

ブラウジング(HPの見やすさ)について

使うブラウザは『Silk Browser』です。まぁ可もなく不可もなくって感じですね。普通にサクサク動くし特に変な挙動は見られません。

普通にネット閲覧に使えるレベルだと思いますよ。Nexus7やiPad miniと比べても特に遜色ないです。

あと気づいたのが、ブラウザでの埋め込み動画の再生に対応してないこと。毎回別のものが起動してこういう具合に再生されるためか、埋め込み動画の再生には時間がかかります。

最大11時間 バッテリーの持ちはいいらしいね

ちょっとね、主要なタブレット端末の使用時間をまとめてみました。

Kindle fire HD Nexus7 iPad mini
連続使用時間 11時間 9.5時間 10時間

ただしこれは同一条件での測定とかってわけじゃないから、あくまで参考程度で見ておくのがベストですね。

とりあえず数値上はKindle fire HDが一歩リードしている感じ。もしかするとバッテリー容量が大きいから重たいのかな。

書籍の読みやすさならKindle Paperwhiteだな

Kindle fire HDは先日発売した『Kindle Paperwhite(レビュー記事)』と違ってフルカラー。だからねカラーの書籍を読んでも普通に表示できるしいいわけ。

でもね、やっぱり白黒の書籍を読むならKindle Paperwhiteの方が読みやすい。やっぱり電子インクでの表示ってやばいっわけ。書籍だけ読む端末として考えるのであればKindle Paperwhiteの方がいいかもね。

Amazon MP3ストアを使う

そういえば『Amazon MP3ストア』をオープンしましたよね。普段あまり音楽聞かないのでちょっとこの辺はどうなのかな。使い勝手は知らないけど、やっぱりiTunesに慣れちゃってるから私は今後もそっち使うと思います。

あっでも調べたところiTunesで購入した曲もKindleにつっこむ事ができるようです。なんか古いiPod持っていて買い替えに悩んでる人は、Kindleをミュージックプレーヤーとして使う事もあるみたいです。

Kindle fire HDのスペックまとめ

簡単にですが、キンドル Fireのスペックまとめておきました。まぁスペックがすべてというわけではないけどご参考下さい。

機種 Kindle fire HD
価格 16GB 15800円 / 32GB 19800円
ディスプレイサイズ 7インチ(16:10)
解像度 1280 x 800
サイズ 193mm x 137mm x 10.3mm
重量 395g
容量 16/32GB
カメラ フロントのみ(解像度不明)
オーディオ ステレオスピーカー
プロセッサ デュアルコア 1.2GHz OMAP4460
メモリ 1GB
連続使用時間 最大11時間
通信系 ・Wi-Fi接続
Bluetooth接続
アプリ AmazonマーケットからのみDL可能
接続端子類 ・Micro USB
・Micro HDMI
・3.5mmステレオジャック
GPS なし(Wi-Fi経由の位置情報サービス)

スペックなんて見てもよくわからないよね。プロセッサがよくてもOSとかで速度とか全然変わるしさ。やっぱり実際に触って感じるのが一番です。

使う用途さえ自分にあっていればOK

今回のようなタブレット端末って結局のところスペックとかOSの問題とかいろいろあると思うんですけど結局のところ自分にその端末があっているかどうかだと思うんですよね。

例えば今回のKindle fire HDは、アプリのダウンロードに制限があったり、重量が重たいなどありますが、それでも価格によるメリットはあります。

重量が気にならなく、現在のアプリで満足できるのであれば、価格的にみてもコレ以上いいタブレット端末はないかもしれません。

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