フルサイズ機α99がキター!超絶高かったSonyの一眼カメラレビュー SLT-A99V
- 2012/12/29
- カメラ
もうね、WEB屋という職業上、仕事でもバリバリにカメラを使うんですけど、なんでポチってしまったんだろうか。
ははっやっちゃったよ。ソニーのフルサイズ機である一眼カメラをゲットしちゃいましたよ。あとで告白しちゃうけど金額がやばかった。ホントポチる時は指が震えたね。
ソニーのフルサイズ機α99 レンズ含めて約40万円
α99(SLT-A99V) 本体価格は218000円
もうね、マジに悩みましたよ。普段の私のポチリ具合といったら半端無く指が軽いんですが、さすがに218000円となると指が重たくて仕方ありませんでした。
だってカメラに20万ですよ。ホントにそれだけお金を出す価値あるのって話です。でもね自己満なんですよ。別にプロのカメラマンってわけでもなく独学だからホント下手っぴなんだよね。
でもね、これでまだ驚いてちゃいけません。α99ってレンズキットがないので別にレンズが必要なんです。またそのレンズも無理しちゃったわけ。
レンズ(SAL2470Z)が175800円ですって!?
今回買ったカメラはフルサイズ機。一眼カメラってね、見た目似ているけど『APC-S機』と『フルサイズ機』があるんだ。なんとそれに合わせてレンズもその二種類があるんです。
またフルサイズ機用のレンズって高いわけですよ。どうせなら後悔したくないと思って、こちらも思い切っていいレンズを買っちゃいました。カールツァイスですよカールツァイス!
上のリンクはamazonなので、ちょっと高め。価格コムなどの方が安いし、量販店で直接交渉しても安く購入できると思います。
カメラとレンズあわせると約40万円かぁ。ははっマジどうしましょ。いいもん持っていればいい写真が撮れるわけじゃないのにね。
写真画質などについては、これからのカズチャンネルの写真が参考になると思うので今回そこまで言及しませんが、なぜこのα99を買ったのかを語ってみたいと思います。
なぜα99を購入したのか
フルサイズ機への憧れ(笑)
先ほども言ったように、一番の要因は憧れですよ。もちろん高感度に強くなったりとかいろんな要素はありますよ。でもそれ以上にフルサイズ機に憧れていたからだけなんです。
今までは『α55(レビュー記事)』を使っていて、これも十分キレイに写ルンです。まだわからないけど、カメラを変えたからってこれからのブログ用の写真が劇的に変化するってわけでもありません。
でもいいんです。憧れのフルサイズ機を手に入れる事ができたんだから。後悔なんてありません。なんか今は幸せな気分でいっぱいです。そういえば友達に子供が生まれたって聞いたしさっそく写真撮りにいこっかな(^^)
自分撮りに最適!液晶モニターが自分に向きます
私が今ももっているα55でも自分方向に液晶が向くんですがなぜかカメラの下側で向くんですよね。そのため三脚に取り付けるとまじわかんない。
でもα99は三軸チルト液晶があるんです。カメラの上で液晶画面がコチラにコンニチワって向いてくれるんですよね。これってね私みたいに自分撮りばかりしている人にとっては重要な事なんです。
でもこれって何もα99だけじゃなくて、ソニーだと『NEX-5R』もそうだし、キヤノンの『EOS 6D』や『Kiss X6i』もそうですよね。なんかね自分撮りもできるってのが今のトレンドらしいです。だって二人で記念撮影する時も液晶見ながらの方が間違いないもんね。
α55と違って長く動画撮影ができます
何も今回写真を撮るだけでα99を買ったわけではありません。一眼カメラで動画撮影をしたかったというのが理由なんです。
私の持っているα55でも動画撮影はできるんですが、ちょっとうまくやらないと熱暴走って事で5分も経たずして動画撮影ができなくなるという弱点がありました。
でもα99であればそれを解決できるんです。というか他の一眼でもα55のような極端な例はないんだけどね。
ビデオカメラと違って背景がぼけやすい
こちらについては、今後の企画でもっとつっこもうと思うんですけど、ビデオカメラと一眼カメラは違いますよね。
何が違うのかというと、やはり背景のボケ具合。まぁボケりゃ全ていいというわけではありませんが、なんかかっこいいじゃん。
同じ福井出身のYouTuber瀬戸さんの動画ってほとんど一眼カメラで撮ってるんですけど、なんかいいでしょ。
いやぁこの背景ボケに憧れちゃったわけですよ。人によって意見は違うだろうけど自分はこっちがいいんです!
動画撮影中でもオートフォーカスがきくぞ
αシリーズの動画は『トランスルーセントミラー・テクノロジー』という特殊能力があるので動画撮影中であってもオートフォーカスが効くんです。
ただ、ビデオカメラのようにしっかり合わせてくれるかどうかまで検証できていないので現在のところは、今後マニュアルでいこうかオートでいこうかは、いろいろ試しながら決めようと思ってます。
高感度に強くなったぞ!
この写真はRawで撮ったやつを何の処理もなしに幅640pxに縮小したものです。写真サイズが大きくないから参考になりにくいと思うんですがいい感じでしょ。ついでにISO12800では次のようになります。
やばいくらいいいですよね。現在私が使っているα55で12800と撮り比べているんですけど。どっちがどっちかわかります?輪郭などしっかり出ているのがα99です。
見たそのままだから初心者でも分かりやすい
最近のソニー一眼カメラの特徴なんですが、ファインダーが光学式ではなく電子ファインダーEVFになってるんですよ。これってのはファインダーを覗くと分かるんですが中に液晶モニタが入ってるんです。
この特徴としては、デジカメとかスマホと同じような感覚で色温度や明るさなど写真と同じような感じで映るから分かりやすいんだよね。私のような初心者にとって扱いやすいと言えるでしょう。
逆にイマイチなところ
高い!高すぎる!いいレンズもそろえると40万円だぞ
40万円といっても昔に比べたら安くなったんですが、普通に考えて高いっす。本体高いし、なぜいいレンズってこれだけ高いんだろう。
それでも40万円を出してしまった自分って、どうなんだろうね。ははっとりあえず言えるのはこれまで以上にお仕事がんばらなくちゃ!
レンズの充実はやっぱりキヤノンとかがいいよね
一眼カメラって何も本体の能力だけ高ければいいってもんじゃないんです。いい画を撮ろうとするのであればやはりレンズも同じくらい重要なんですよね。
そのレンズって各社共通ではなく、ソニーならソニー用、キヤノンならキヤノン用ってのがありソニーのレンズはキヤノンに比べてまだまだ少ないんです。
そういった、レンズの豊富さではソニーは負けているので今後、いいレンズが増えていくといいなっては思いますね。
トランスルーセントミラーのせいで光量が・・・
ソニーの一眼は『トランスルーセントミラー・テクノロジー』が使われているから、動画撮影中でもオートフォーカスが効いたり、電子ファインダー、早いAFなどが実現できています。
でもそれってのは、中に入っている半透明のミラーを使って行なっており、それによって少なからず減光しちゃうんですよね。
この部分がみんなから指摘される部分なんだけど、これができなかったら実現できない事もあるわけでホント難しい問題っすよね。でも私はこれによる利点の方があるなとは思うんですけどね。
電子ファインダー問題
先ほどのべたように電子ファインダーには、ホワイトバランスなどそのままに撮影できるから分かりやすいっていうメリットがありますよね。でも使ってみるといろいろ問題はあるみたい。
例えば、光学ファインダーだと、肉眼で見たそのままの映像をリアルタイムに追えるけど、電子ファインダーは気になるほどではないが、一度処理をかけてモニターに映すため、ちょっとのタイムロスがあるみたい。
これは普通のポートレートな静止物の撮影には影響ないが、スポーツなど撮影対象物が激しく動く場合だと、そのちょっとの遅れがダメっていう人もいるみたいです。ただこれは人それぞれで動くものでも普通に撮れる人もいっぱいいるみたいですね。
軽量化したといってもレンズが重たい
α99の重量は、フルサイズ機の中では軽くたったの735gしかありません。でも付けるレンズによるんですがフルサイズ用のレンズって重たいんですよね。
今回買ったアルファ用レンズ(SAL2470Z)は重量が955gと本体重量より重たいんです。基本的にフルサイズ用のレンズって重たい事が多いみたいです。
レンズ・電子ファインダーさえ問題なければいい機種かも
さていかがだったでしょうか。やはりポイントとなるので限られたレンズと電子ファインダー、価格。この三つをクリアできるのであればα99も1つの選択としていいんでしょうね。
でもね、ぶっちゃけカメラなんて、何でもいいんです。キヤノンなど含めてどれが最高のカメラなんて使い方やレンズなどによって全然変わってくるわけですよ。
実際カメラを触ってみて、なんかしっくりきたやつってな感じでいいんです。どのカメラも優秀です。とかいいつつ40万円もカメラにつぎ込んだ私が言っても説得力はないですけどね。
とりあえず、今後、このフルサイズ機を使った撮影が増えていくので画質についてはそちらを参考にして下さいね。
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