【結婚式余興】ピカピカ(PIKAPIKA)動画制作に必要なもの その1 準備編
- 2014/01/24
- 個人的なブログ記事
遂に私も今年結婚です。今まで見ていた側でしたがようやく自分が行う側に立つことができました。これから準備などいろいろ大変な事もありますが、さんざん友人の結婚式を見てきたので、何となくのポイントはわかってるつもり。たぶん準備は楽勝さ!
結婚式ってものは、もちろん主催者側は準備など大変。しかし出席する側も一部大変な人たちがいます。それが余興を請け負った友人たちだ。これ余興って大変なわけで私なんていつも動画系をすべて一人で任されていたからかなり苦労しました(笑)
ただそれで得たスキルってのもたくさんあるわけで、これから少しずつでありますが、私がいままでにやった余興シリーズの作り方ってのを紹介していきたいと思います。そこでまず第一弾はピカピカムービーでございます。
ピカピカムービーの作り方 準備編
まずピカピカムービーとは
ピカピカとは、結婚式の余興ではかなり人気の高い動画の一つであります。何がどうなっているのかというとまず上の動画を見ていただくとわかりやすいでしょう。これむちゃくちゃすごくありません?
実はコレ、プロじゃなくても素人で制作する事が可能なのです。難しそうに見えてもどうやって制作しているのか知ってしまえば作れてしまうのがピカピカムービーなのです。では何が必要なのか確認しましょう。
必要なもの
- ライト(ペンライトなど)
- 色の着いたテープ
- マニュアルモードのあるカメラ(一眼やコンデジなど)
- カメラ用三脚
- パソコン(Windows,Macどちらでも可)
- ★動画撮影用のカメラ(ビデオカメラ OR iPhoneなどのスマホカメラ)
必要なものは上記の通り。あとで詳しく解説しますが特に難しいものはございません。たったこれだけで出来るってちょっと驚きっすよね。また特別高すぎる機材なんかも必要ないです。ごく一般的なカメラやパソコンがあればOKなのさ。
あと追加で書いておいたけど、動画撮影用にビデオカメラもあると良いね。これってのはメイキングを作る時に使います。スマホなどでもいいんだけど、もしビデオカメラ持っている人がいたらそっちの方を使いましょう。やっぱり画質がいいのはビデオカメラですぞ。
撮影期間や人数について
ピカピカ制作に必要な期間ですが、作る動画にもよるが準備さえ完璧すぎるくらいできているのであれば、ぶっちゃけ2日で作る事だってできます。ただそれは余興動画を作るに当たって、いろんな友人に出てもらいたいなど要望が多くでるため、基本的には無理!
基本的には、出演する人たちが多ければ多いほど、スケジュール組などの調整で長くかかってしまいます。いろんな撮影場所、いろんな友人グループで撮影していくのであれば余裕を持って二ヶ月〜三ヶ月見ておいた方がいいでしょう。
参加者の集まりが素晴らしくいいのであれば、一ヶ月でも作れます。この友人集めなどに課題が多くなるのが余興なんでございますよ。まぁそこはご自身で考えて下さい。そして撮影に必要な人数ですが、一人でも可能ではあるが最低二人と考えた方がいいでしょう。
人数が多ければ多いほど画面いっぱいに絵を描けるようになります。ただそれと同時に収集の手間やピカピカ撮影の説明などが必要になり、そこでも時間はかかりますな。
ライトについて
ライトは、100円均一で販売されているペンライトでも作れます。私達は実際100円均一のペンライトを使用しました。ただ注意点はございます。暗いものだとキレイな線が描けないので出来るだけ明るいモデルを使用して下さい。また100円ショップでは売ってませんが大型のライトもいい感じ。下記2種類のライトの違いです。
ライトの明るさによって、線がはっきり、そして大型のものだと太く描く事ができます。撮影を何度かすると太い字を描きたい時が出てきたりするので、大型のライトを持っている人がいないか友人からかき集めても面白いでしょう。
色のついたテープ
これも100円ショップで売ってます。ちょっとテープのほうが特殊で取り扱ってない店舗もあるので、そういう時は写真に見える半透明のビニールヒモをフィルター代わりに使うといいかもです。これなぜ必要なのかというと、これで撮影すると下記のような線が描けます。
こんな感じで線に色をつける事ができるのです。但し注意点として、青などちょっと暗い色を選択すると他の色より暗めに出てきてしまう場合があります。この辺は撮影テストをしながらライトの明るさを調整するなり自分でアレンジを加えていって下さい。
カメラについて
カメラはマニュアルモードがついたものであれば何でもOK。よって一眼レフカメラはもちろん、コンデジでもマニュアルモードがあればOKです。iPhoneなどでも撮影できない事はないですが、実際試してみて一枚一枚を繋げて動画にするのは無理がありました。
カメラでなぜマニュアルモードが必要なのかというと、映像の明るさを一定にしたいってのと、シャッタースピードというものを変更する必要があるからです。設定については、また今度紹介しますね。ちなみにシャッタースピードは10秒くらい選べるものであれば完璧。
三脚について
三脚には高級なものは必要ありません。例えば上記amazonでの三脚販売ページを見てみると1000円台から三脚が売ってますが、ぶっちゃけそれでOKです。注意点としては、一眼カメラでごっつい重たいやつをお持ちでしたらそれに耐えれるものを選ぶだけ。(但しごっつい重たいカメラを持っている人であれば三脚は持ってると思われる。)
あとゴリラボッドのような三脚もあるわけですが、それはNG。やっぱり高い位置から撮影したい事もあるので最低でも1m以上伸びるものを選択しましょう。
パソコンについて
パソコンは、WindowsでもMacでもどちらでも構いません。ただし動画の編集となるので、10年も前のパソコンとかだと正直キツイ!動画が重すぎて耐えれない可能性があります。パソコンについては、友人周りをみて出来るだけ新しいPCを使うのがベターでしょう。
あとちょっと関係のない話にはなりますが、余興撮影の主力メンバーには、1人だけでもPCやカメラに詳しい人がいると撮影や編集スピードが倍以上早くできます。いや、倍じゃ利かないかもしれないですね、10倍くらい早くなる事もあるので、もし誰かいたら無理を行ってでも仲間に加えてやって下さい!マジこれ重要。
ビデオカメラについて
何もピカピカムービーだけがすべてではありません。私の個人的考えとしては本編よりオマケのオープニングシーンの方が大切!これがあって本編の良さが生きてくるのです。そんな時に撮影風景の撮影という意味でビデオカメラがあるとグッドです。
ピカピカは暗い場所で行う事が多いので、暗い場所での撮影に強いビデオカメラがあるといいですね。しかもナイトショット機能まであったら最高!ただ今まで撮影や編集を行った事のない人に撮影を任せると何から何まで撮影してしまい、あとでの編集が大変難しいものになります。
よって本当に使いたいシーンがある場所だけ撮影するといった方法をとるのがベストです。またちょっとしたコツですが、お子さんがいる友人がいる場合、その子供を撮影しておけば、なんとなく動画としていい感じになります。これ「子供写しておけば間違いないの法則」でございます(笑)
まとめ!次回は撮影前に決めておくべき事
さていかがだったでしょうか?実は3年前にも「ピカピカ撮影方法」という記事を書いたのですが、さすがに情報不足でしたよね。よく質問がメールで来るのでホンキを出して作り方を解説していきたいと思います。
次回は撮影編と行きたいところですが、実はその前にいろいろ決めておかねばならない事があります。台本を書いたり、コマ数を決めたりといろいろ最初にやっておかないと後で後悔するのでありますよ。週に1回は更新していくので、今回の含めて全部で4〜5くらいのボリュームになると思います。
もしこれから結婚式の余興などでピカピカ撮影にチャレンジされるんでしたらぜひ参考にしてみて下さい。