特許取得済み(嘘)結婚式で写真と動画の同時撮影を可能にしたマル秘グッズ!
- 2012/02/28
- 個人的なブログ記事
私みたいに、ちょっと一眼カメラだったりビデオカメラを持っていると『コイツ撮影がうまいんじゃね』って思われる事が多く(実際そうでもないのだが)、よく結婚式の撮影をしてくれないかと友人からお願いをされます。
しかも、写真と動画の両方をお願いしたいとなるとマジに困ります。一回や二回くらいではなくけっこう何度もお願いされており試行錯誤の上、今回紹介する撮影グッズができあがってしまいました。これって特許とれるのかな(取るつもりもないしとれないでしょう(笑))
同時撮影を可能にしたカメラ二刀流器具の作り方
カメラ二刀流器具の材料について
ネットで探しても私のような条件で使える製品を見つけることができませんでした。一つエツミのヘッドシューという惜しいアイテムは発見したのだが、これだと外付けフラッシュをつけることができないんだな。
さてそこで私がした行動は、『ないものは作ってしまおう』です。このくらいだったら手作りでもなんとかなるはず。
必要なもの(左側から)
- L型のアングル
- 20cmほどの木材
- 木ねじ
- インチネジ
材料費は1000円かからないくらいである。こういったカメラ系アクセサリーは値段が張ることが多いのだが、手作りだとけっこう安く作れるのね♪
寸法に合わせて木材カット
カメラを実際に載せてみて木材のカット寸法を調べましょう。ポイントとしてただカメラが土台にのるだけではいけない。結婚式で撮影をしてると電池交換をしなければならない場面に出くわす事があります。その時はすばやく電池交換できないと大事なシャッターチャンスを逃してしまう可能性が非常に高い。
というわけで、電池を素早く交換できるようその交換スペースを残して木材をカットしましょう。
カメラは1/4インチネジで固定可能
カメラの裏側には、カメラを固定するためのネジ穴がついているのをみなさんご存知でしょうか。三脚にカメラを固定する時はこのネジ穴を利用して固定してるんですよ。
一眼レフカメラに使えるネジの規格は決まっていて『1/4インチネジ』を使います。これって別にカメラ専用のネジではなく普通にホームセンターなどで売ってるんです。一本あたり数円~20円程度で手に入り非常にリーズナブル。
このネジが入るよう先ほど切断した木材にカメラを置き、ネジ穴の位置を確認できたら、ドリルでネジ穴を空けてしまいましょう。ネジ穴の大きさはちょっときつめくらいがちょうどいいです。
L型金具をカメラの土台に固定
カメラを固定するためのネジ穴を空けたら、L型の金具を木ネジで固定しちゃいましょう。ちなみに現在、木材など色をつけていませんが、スプレーなどで白なり黒なりに塗っておくと『DIY感』がなくなって多少は製品っぽくなるかも。もし余裕があるならペイントしてみてね。
カメラを仮止め
まずビデオカメラを固定してみました。あとでビデオカメラと一眼カメラの角度調整をしないといけないので、とりあえずカメラは仮止めということで手締めでしましょう。
ビデオカメラが終わったら一眼カメラも、手締めで仮締めしちゃってください。
ビデオカメラと一眼カメラの角度調整
カメラを向けたときに同一のものが映るようカメラの角度を調整してください。まぁレンズの関係や位置的な問題もあって完全に一緒にはならないのでほぼ一緒であればそれでOKとしましょう。角度調整ができたらスパナとかで本締めしちゃいます。
ビデオカメラのリモート操作
これがなくても、ビデオと一眼カメラの両方で撮影可能なのだが、リモート操作を可能にするリモートコマンダーがあると便利。Sonyのものはクリップ式なのでL型の金具にそのまま固定しちゃえばOK。
このリモートコマンダーがあれば、録画開始はもちろんズームなどもできちゃいます。左手でビデオカメラの操作、右手でカメラのシャッターを切るというトリッキーな操作ができちゃうんですねー。
でも弱点として、動画撮影中は一眼カメラで縦撮りができなかったりするので、それは覚えておこう。
結婚式の撮影はプロに任せるのが絶対にいい!
結婚式ってすっごくお金がかかるから、どこを削ろうかという話に絶対になる。福井は結婚式にお金をかける土地柄なので平均して300万円~400万円くらいするそうだ。
結婚式での写真撮影はというと、費用にして20万円~30万円というところが多いらしい。確かに高くはあるが、一生に一度のことなんでやっぱりプロに任せるのが一番!私みたいな素人に任せると大事なシーンで失敗する事も十分にありえるので(笑)。プロは同じ式場でなんども撮影をしているのでこういったミスが異常なほどに少ないはずです。
でもプロよりいい写真を撮る事もできる
撮影に使う機材、そして写真の腕については、間違いなく式場カメラマンの方がずっとずっと上です。いくら私ががんばったところで式場カメラマンを超えることはないでしょう。
でも私と式場カメラマンで決定的に違うのは、新郎新婦の友人であること。これがあるだけで撮影される側の表情が違ったりするんですよね。プロのカメラマンがいてさらにカメラマンをお願いされたら、しゃべりかけながら撮影したりなど、プロの式場カメラマンができないような写真・動画をとってみよう。
するとカメラマンが撮る写真とはまた違ったものが撮れるからね。
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