ホントにいいモバイルバッテリーの見極め方!USBチェッカーで手持ちのモバブ計測してみた
- 2014/09/25
- スマホ
スマホが世の中に浸透していくと同時に、外出先で手軽に充電できる「モバイルバッテリー」も一気に浸透した。最近では10000mAhの大容量でも価格は3000円前後のものもあり、かなり低価格化が進んだわけであります。
ただ調べてみると数値が全てではないらしい。モバイルバッテリーによって充電効率も違ってくるみたいで10000mAhでも実際には10000mAh充電されるって事は100%ないみたい。というわけで私が持っているモバブでさっそく検証だ。
手持ちのモバブナンバーワン検証
これが手持ちのモバイルバッテリーだ!
これが私の持っているモバイルバッテリー。現在のところ全部で5つも持っています。ハッキリ言って持ちすぎ。全然使いきれておりません。名称については、またのちほど言いますね。
累計充電量が測れるUSBチェッカー
これを使えばどれだけ充電できるのか一発で確認する事ができる。こちら充電量を測る事ができるUSBチェッカーで価格は送料込みで約1000円とお安め。それでいて累積充電量が測れちゃう。つまりモバブがゼロになるまで充電すればそのモバブでどれだけ充電できたのか調べる事ができる。
12000mAhが7678mAhに減少
今回はiPad Airのバッテリーをすべてゼロにしてから充電を開始。さっそく一台目をテストしてみたところ表示には「12000mAh」と書いてあったのにロスが生まれたのか、私の充電状態がダメだったのか「7678mAh」という結果に。
もちろん、モバイルバッテリーは全て直前まで充電しております。何やらすべて放電してから充電した方がいっぱい充電できるなど噂はいっぱいありますが、今回の私の環境では、ただ普通に充電するって事で検証しました。では一台一台の解説があると大変なので次にまとめて公表します。
追記 3.7Vから5Vに変換されてる
効率ってこんなもんだと思ってましたが、視聴者さんよりご指摘が。この12000mAhとかいう数値は基本的に3.7Vでの場合らしい。よってそれが充電中は5Vになるので例えば3.7Vで12000mAhの場合、5Vに変更すると「8880mAh」になるとの事です。
まずここで値が落ちるのですね。それで考えると効率表記が間違ってくるのでさっそく修正させていただきました。
モバイルバッテリー検証一覧
cheero 12000 | cheero 6000 | cheero 10400 | SANYO 5400 | cheero 4400 | |
---|---|---|---|---|---|
2014年8月 | 2013年12月 | 2013年1月 | 2011年10月 | 2013年6月 | |
12000mAh | 6000mAh | 10400mAh | 5400mAh | 4400mAh | |
8880mAh | 4440mAh | 7696mAh | 3996mAh | 3256mAh | |
7678mAh | 4009mAh | 5945mAh | 2888mAh | 264mAh | |
86% | 90% | 77% | 72% | 8% |
ちょっと正確な名称ではないが、写真見れば何が何かはたぶんわかるでしょう。今回の実験結果はこの通り。計測してみると思ったより値が低い。だいたい60%前後になりますね。そして年月が経つにつれてその効率が落ちていくというのがわかると思います。
私の手持ちモバイルバッテリーで充電量だけみると今年買った「cheero Energy Plus 12000mAh」が一番ですが、今回の計測の仕方がわるかったのか、買ったばかりにしては充電効率がわるめ。そこで今回印象的だった二つのモバブを紹介しましょう。
エネループは3年経過でも72%
やっぱりエネループってすげぇかもしれない。エネループっていったら高性能充電電池の元祖ですよね。3年も経過しているのに充電効率は53%とかなり健闘している。更に言うとダントツに使っているモバイルバッテリーがコイツなので他のものに較べてかなり条件が悪い。
それでもこの数値を残しているので、やっぱりエネループはデキる子なんだと思います。いまはサンヨーは、なくなりパナになっちゃいましたが調べてみると、これよりちょいといいモデルで約1800円。品質高いので買い換えようか悩んでます。(B00F361YC4購入ページ)
完全に初期不良だった4400mAhモデル
これ最初から挙動がおかしかったんですよ。満タン状態でスマホの充電しても20%とか10%回復したところで充電なくなったりね。調べてみると264mAh。こちらについては間違いかと思って2度検査したのですが、二度とも似たような数値になりました。
いわゆる不良ってやつですね。ただcheeroのモバイルバッテリーは他にもいくつかあり、不良だったのはこれくらい。もう買ってから1年経っちゃったし、もっと早くに計測して不良を見極めるべきだった。
まとめ!モバイルバッテリーは検証してから使うべし
全員が全員やる必要はないと思うけど、外出の際にできることであれば間違いないモバイルバッテリーを持ち歩きたいもの。もちろん調べてみると今回のような不良も見つかったりします。
仮にそれが海外出張だったらヒヤヒヤしますよね。スマホの充電が切れたからモバブで充電しようとしたら10%で充電なくなっちゃったりとかさ。よってこれから私はモバブをチェックしてベストなものを選択して持ち歩こうと思います。
もし私みたいにモバイルバッテリーをいっぱいお持ちの方は一度、手持ちのモバブ検証してみる事オススメしますよ。