買った覚えのない『楽天kobo』が届いたのでとりあえずレビューしてみました
- 2012/10/27
- タブレット端末
うーん、どういう事だろうか。買ってもいないのに、なぜか私の家に『楽天kobo』が届いたのだ。koboとは楽天の電子ブックでいろいろ問題になったあれですよね。
気になって調べてみると、他にも私のような人が続出して困惑しているとの事。まぁでもタダでもらえたんだし、せっかくなのでレビューしてみるとしますかね。
いろんな意味で話題の楽天koboレビュー
楽天カードのプレミアム会員に届いたらしい
調べてみると、なぜ私のもとに届いたのか分かった。どうも楽天カードのプレミアム会員に特別プレゼントって事で届いているようです。
ホントこれ突然やってきたのだ。今から送りますよーなど一切メールなどの連絡もない。でもタダだからいいんだけどね。
しかし、なんともまぁ太っ腹な話だ。kobo touchって7980円もするんですよ。それをプレゼントしてくれるなんて使う使わない別にして嬉しいものだ。
ちなみに私が年会費10500円もする楽天カードプレミアになっているのは、海外に行った時にラウンジが使えるからです。旅行の時にホント便利なんすよ。
楽天の電子書籍リーダー kobo touch 価格は7980円
そもそも楽天のkobo touchとは、電子書籍リーダーのことで、最近amazonから発表となったKindleの楽天バージョンといったところでしょうか。
特に目立った機能はないが、特徴を挙げるとすればその価格だろう。価格は7980円とお手頃価格なのだ。しかし最近Kindleが日本でも発表となり大本命と言える『Kindle Paper White』(―ペーパーホワイト)の価格は8480円とほとんど差がない。
商品購入ページ
Kindleは、ご存知の通りアメリカなどでは爆発的なヒットを記録して、なんだろう安定感があるよね。しかもamazonと言うからには書籍系がとっても強い。でも楽天は日本企業なので個人的にはちょっと応援したくなる(^^)
koboはいろんな話題がいっぱいでした
このニュースは、みた事ある人が多いんじゃないのかな。kobo touchにはいろいろ苦情やニュースがあったんだよね
- サーバーエラーなどの不具合続出
- パソコンと同期ができない不具合
- 三万冊の品ぞろえといったが実際は2万冊
最近だと、行政指導が入ったってのが目新しいかな。コンテンツ三万冊といって二万冊しかなかったとかがありました。まぁ二万冊でも十分多いけどね。
発売当初だと、サーバーエラーが続出したり、パソコンとの同期ができないなどの不具合もありました。でも今のバージョンだと少しよくなっているみたいですよ。
付属品を確認
楽天コボの付属品など確認してみよう。入っているのはコボ本体とUSBケーブルと薄い説明書のみ。なんか最近の端末ってこんな感じにまとめてますね。シンプル・イズ・ベストっす!
ラバー表面仕上げで185gと非常に軽い
この軽さにはビックリしたね。6インチと現在のタブレット端末と比べて小さいのもあるんですが、185gと現在発表されているiPad miniやNexus7よりも100g以上軽い。
また表面はラバー仕上げで滑りにくい。もちろん多少の重さは感じるけど全然軽い。これなら書籍を長時間読むのも楽かもね。
Micro USBで充電&同期
コボの下側を確認するとMicro USBがあります。パソコンと繋げる事で充電もできるし同期もできます。
別に本体だけで、本のダウンロードも可能なんだけどちょっと動作が遅くて問題があるんだよね。ダウンロードをバンバンする方は絶対にパソコンに『専用アプリケーション』を入れてやるのが一番です。
本体ストレージは2GBだがMicroSDカードに対応
これは嬉しい事だね。本体のストレージは2GBと少なめですが、マイクロSDカードを読み込めるようになっていて最大で32GBまでいけるそうです。
32GBでどれだけの本が入るのか忘れてしまったが、まぁ満足できる分くらいは入れる事ができます。
問題の楽天koboのセットアップ
楽天koboが発売当初荒れた問題点としてセットアップの難しさがあったようです。そこで批判が殺到したみたいですが、現在では多少よくなっているようです。
一番大きい変更点としては、パソコンに繋がなくてもWi-Fi経由でセットアップできるようになった事です。あとはWi-Fiに接続して楽天のIDとパスワードを入力して出来上がり。
セットアップにかかる時間は5分程度
噂では大変と聞いていたので正直心配でしたが、心配するだけ無駄でした。PC接続の場合は知らないけどWi-Fi接続でのセットアップは楽勝です。
セットアップやバージョンアップを含めて5分~10分くらいで完了です。最初からこのくらいできていたら最高だったんでしょうけどね。
これが楽天koboの起動画面だ
楽天コボが起動するとこんな感じ。カラー液晶に慣れてしまった私としては、なんだかちょっと味気ないが文字を読むなら白黒でも問題ないんだよね。
本体には『銀河鉄道の夜』などがプリインストールされていて、ダウンロードしなくてもいくつかの作品は楽しめるようになっています。
太陽光の下でも文字が見える特別な液晶
これは、あのキンドルホワイトペーパーと一緒ですね。普通スマホなどもそうなんだけど太陽光のもとだと画面が全然見えないって事ありますよね。
でも楽天コボやKindleは違うんですよ。特別なディスプレイを搭載しており、太陽光の下でも紙同様、普通に文字が読めるんです。前にハワイに行った時にパラソルの下でKindle片手に読書している方がいました。なんかビーチで読書っておしゃれっす!
ちなみに楽天コボではディスプレイに『Pearlディスプレイ』を採用しており、16階調グレースケール表示でタッチパネル対応との事でした。
文字を読むだけなら楽天コボが読みやすい
何でも液晶画面というのは、カラーで高精細であった方がいいと思ってました。でも今回の楽天コボを見て白黒もいいんだなと知りました。
なんて言うんだろう、白黒液晶ってホントに文字が見やすく、液晶の種類自体が違うから長時間見ていても疲れにくいような表示なんですよ。
Wi-Fiでのダウンロードがスムーズでない
楽天コボは無線LANに対応しており、Wi-Fiに繋いで書籍をダウンロードする事も可能です。ただね次の問題もあるんですよね。
反応速度はサクサクではない?
これは当初から言われていた事ですね。そこまで反応速度はサクサクしていません。ちょっともたつく感じはございます。
Wi-Fi経由で書籍のダウンロードは可能ですが、これについてはパソコンのアプリケーションから購入して同期するといった方法がベストかもしれません。
わからない言葉は辞書引き
気になる言葉は、長押しするとメモをとる事もできるし、内蔵辞書より調べる事もできるみたいです。ただ反応がわるいのか自分の操作がわるいのか意図したワードを辞書引きするのが難しかった。。
フォントは二種類、拡大も可能
普通に売っている本は、もちろん文字の拡大やフォントの変更などできません。しかし電子書籍ならこれらの変更ができちゃうわけです。
フォントはモリサワから二種類選べて、文字のサイズも変更できちゃう。
kobo touchの仕様
kobo touchのスペックをまとめてみました。
- 画面サイズ 6インチ
- 解像度 800 X 600
- 大きさ 114mm X 165mm X 10mm
- ストレージ 約2GB(テキストベースの本:約1,000冊分 コミックス:約20~50冊分)
(SDカード拡張可能) - 連続駆動時間 一ヶ月
まだ使い込んでいないので、わからないんだけど駆動時間が一ヶ月?たぶん1日30分使用とかでの一ヶ月だとは思うんだけど、数日持つなら十分だな。
漫画は読みやすいけどやっぱり本物がいい
週刊少年ジャンプくらいだったら、こういった端末でダウンロードできるとどれだけ幸せだろうか。でも単行本だとちょっと話が変わってきますよね。
単行本って部屋にコレクションしたくなっちゃうから、値段差もほとんどないのでやっぱり本物が欲しいんですよ。
テストとして漫画を一冊購入してみたけど、普通に読みやすいですね。
結果、楽天koboはどうなの?
楽天koboを通してわかったのは、白黒液晶のすばらしさ。紙と同じような感覚で見れるって素晴らしい。野外でも同じように使えるし何よりバッテリー持ちがいいんですよね。
こうなってくると、amazonが最近日本でも発表したKindleのホワイトペーパーが気になってしまいました。今見ると人気爆発中で来年入荷との事。うーんどうしましょ。
あっ話がそれてしまった。あとはね、気になるのは、あのもたつきです。書籍を読んでいる時のもたつきは大して気にはなりません。けど本を検索する時のもたつきは気になります。そこが改善されるといいんだろうけど今のスペックじゃそれらを解決するのは難しいのかもしれません。
今年はホントにタブレット端末の勢いがすごいなぁ。来年はいったいどうなっているんだろう。あぁ楽しみ。
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