非破壊スキャナー「ScanSnap SV600」がキター！

•  2013/11/22
•  パソコングッズ

うぉー、今わたしは感動している！先日わたしのブログにて「コミック本を自分で電子データ化する方法」を紹介したところ、ScanSnapのPFUさんよりサンキューとの連絡があり、更には良かったらSV600使います？ってメールがきたのだ。

正直、SV600は悩んでいたのだ。そんなSV600が転がり込んでくるのはWelcomeでございますよ。では簡単ではありますが、SV600のレビューいってみましょうか！

非破壊スキャナー　SV600レビュー

FI-SV600 価格は約50000円

• FI-SV600販売ページ
• FI-IX500販売ページ

上記、2つの購入ページリンクを貼っておいたけど、見て分かるようにSV600の方はちょっと高め。価格は約50000円です。それに較べて私が持っているiX500は価格が最近では35000円以下となり少しリーズナブルとなった。

ただこれら2つともスキャナーではあるが、読取り方式が全然違っていてそれぞれ得手不得手があるんです。今回はシンプルにSV600のポイントを紹介、もちろん軽くではあるがいまいちポイントも見つけてみようと思う。

裁断の必要なし！これが非破壊スキャナーだ

このSV600の最大のポイントは何と言っても非破壊スキャナーって事である。本を裁断せずスキャンする事ができてしまのだ。これだったら裁断禁止の書籍や雑誌でも簡単・気軽にスキャンできる。

自炊したいけど、裁断したくないからやってないって人は多いと思う。そういう人にとってこのSV600は革命的なスキャナーなのかもしれない。また多少斜めになっても補正が効くし、本の中央にある歪みも自動で補正してくれる。

名刺や写真も一発スキャン

名刺や写真を適当に複数枚並べてみよう。従来のスキャナーでは斜めになってしまったものは斜めにスキャンされてしまうのだが、このSV600では、一枚一枚を認識して、更に角度補正も効く。次が実際にスキャンされた時の様子だ。

これなら溜まりに溜まった名刺の電子化。写真の電子化にも一役かってくれそう。また写真の向きがおかしい場合には、スキャン後に修正できるようになっています。その様子については動画でも見てちょ。

A3サイズもスキャンできる

マジか！めったにないことだけど、たまにスキャンしたいものにA3サイズのものが混ざってきたりするんだ。でも残念ながら、iX500ではそれができない。たぶん最大サイズはA4サイズくらいじゃないかな。

しかしこのSV600ならそれが可能なのだ！業種によっては設計図を使うところなどA3サイズを多く利用する場所もあります。そういった意味ではこのA3サイズ読取りは業務用として使うシーンが多いのかも。

厚み30mm以内ならなんでもOK

このSV600は、書類だけをスキャンするにとどまらない。今までのスキャナーでは不可能だった立体的なものもスキャンする事ができちゃうんだ。

何なら30mm以上でも少しピントが甘くなる可能性はあるがスキャンはできる。というわけでとりあえずミカンをスキャンしてみたよ。

うん、いい感じだ。こんな感じで工夫次第で何でもスキャンできる。中には毎日の弁当をスキャンする人もいるんだってさ。

イマイチなポイント

本体が大きく場所を取る

SV600はA3サイズまでのものをスキャンする事ができます。逆にいうとそれは本体サイズがA3サイズを超えるって事です。だいたい、A3サイズの紙を二枚並べた感じかな。

毎回片付ける事もできるが、そんな事すると絶対に使う機会を減らすので、SV600を使う場合は、どこか設置できるスペースを確保しておいた方がよい。

本など歪みがでる

非破壊で本をスキャンできるってのが魅力なのだが、本を広げるとわかるように本って歪みますよね。その歪み補正機能もついてはいるが、歪み方が大きいとそれだけで歪み補正をするのが難しい場合もある。

よって本をスキャンする時は、透明なアクリル板やガラス板をあててやる人が多いようです。しかし、こちらで販売している「ブックプレッサー販売ページ」などで本を平にしてあげると、歪みがかなりなくなるようです。多くの書物をスキャンする場合には必須アイテムになるでしょう。

裁断しないけど時間はかかる

よくSV600は裁断しないから「漫画・コミック本を非破壊で電子化できぜイエーイ！」という声を聞くのだが、代わりにむちゃくちゃ手間がかかる。だって一枚一枚めくってスキャンするわけだから。

漫画一冊スキャンするのに一体どれくらい時間がかかるんだろう。間違いなく10分未満でできるもんではないな。30分以上は楽にかかると思う。これについては気分がのったら検証してみよっと。

自炊には向かないがスキャンには最高！

先ほども言ったとおり、手間の観点からみて本一冊の自炊には間違いなく向かないと思う。しかし裁断しなくてもスキャンできる事から、雑誌や新聞など一部分をスキャンするのには相性バツグン。だってそれはiX500の場合だとスキャンのために裁断する必要があったからね。

また動画で少しふれているけど、本をスキャンした場合でも多少の歪み補正、そして写り込んだ指の除去もできるようになっている。完璧ではないがこれは便利かも。ちょっとまだ使い始めなので、これからいろいろ使って行って、気づいたところUPしていこうと思う。今後の更新もお楽しみに！

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