iPhoneがスキャナーになるSnapLite発売前レビュー!

先日からPFUより「SNAPLITE」という何か分からないものが本日2014年5月21日に発表されるという事でなんだなんだと騒がれておりましたが、そんな得体の分からない商品が本日私の手元きちゃいました!

これ実はPFUさんより好き勝手にレビューしちゃって!という事で提供いただきました。ホントに嬉しい限りだよ。誰よりも早く手にできるなんてレビュアーとしてこれほど嬉しいものはないだろう。ではさっそく見ていくぜ!

■ 2014年6月28日更新
小さい文字もスキャンできるか検証してみました。その結果については「SNAPLITEのスキャン性能検証」をご覧下さい。なかなか参考になりそうな結果が出ましたぞ。

SnapLiteレビュー

デスクライト型のスキャナー 12800円

今回発表されたSnapLiteは、上記amazonより購入可能。気になる価格は12800円。スキャナーとしてはちょいと安め。ただこれ見ての通りスキャナーというよりデスク用ライト。どうやらこれはiPhoneと組合せて使うみたいなんですよ。

SnapLite用のアプリをDL

今回のスキャナーは「iPhone5」「iPhone5c」「iPhone5s」の三機種でのみ使用可能。これ以前のiPhone、あともちろんAndroidでは使用できないので注意してくれ。まずこちらアプリをダウンロードします。

ブルートゥースで自動接続キター

アプリを起動するとiPhone本体をSnapLiteの上に置けと指示されるのでその通りにすると、なんか勝手に接続キター!どうやらこれブルートゥースで自動的に繋がるらしい。というかWi-Fiで繋げなくてもこういった接続が可能なのね。

撮影に大事な照明キター

撮影で大事なものはというともちろんカメラ。でもそれだけではダメだ。もう一つあげるとすれば照明なのだよ。この照明が悪いといくらいいカメラを使っていても画質的にイマイチなものしか撮れないんだ。

そこで今回のSnapLiteのポイントをあげるとすると、この照明だ。このスタンドの上にカメラ(iPhone)を置くから、真上から撮影しても影ができないのだ!これ地味な事だけどすげぇことだよ。

二枚同時に撮影してみると・・・

今回、写真をスキャンできるという事なので、試しに写真を二枚同時に撮影してみた。するとこうだよ。

別々に分かれて保存された

一枚目確認してみると、二枚一緒のものではなく、一枚一枚分かれている。よく下が木目なのに判別できたな。

バラバラにおいても、ちゃんと一枚一枚を認識しているのだ。これは記念写真の整理するときに便利だわ。では実際にスキャンした写真をお見せしよう。

これが実際にスキャンした写真。SnapLiteというスタンドのお陰で影の映り込みもないし、最適と思われる光を当てているからiPhoneで撮影してもある程度きれいにスキャンできている。

名刺スキャンとしても利用可能

パンフレットも同梱していたので、そちら確認してみるといろんな使い方が書いてあったよ。中でも社会人で一番便利そうなのが名刺スキャンである。営業とかやっていると名刺だらけになるからサラリーマンでこの機能使いたい人は少なくはないはず。

商品の物撮りにもある程度使える

こちら何も写真のスキャンだけではない。別に何に使ってもいいのだ。そこで適当に何か物を撮影してみたんだけど、ある程度キレイに撮れちゃった。むかし「SV600レビュー」といった感じでスキャナーを紹介したんだけど、そいつみたいに弁当スキャンなど工夫次第でいろんなもののスキャンに役立ちそう。

A3サイズもいける合成モード

次は合成モードいってみよう。今回一枚で撮れる最大サイズは、だいたいA4サイズ。でもこれ合成モードを使えばA3でもいけちゃうらしい。そんなわけでA3サイズに相当した食卓マットをスキャンしてみたよw

まずは半分以上うつるようにシャッターをきる。そして次に残り半分も撮影する。すると何やら合成を始めた。

5秒〜10秒程度だろうか、まっていると、あぁできたーーーー!

こんな感じで合成完了です。継ぎ目がどこにあるのかすらわからない。次の写真が実際にスキャンしたデータでございます。

いやぁすばらしい。これ一台で写真や資料のスキャンはもちろん、A3という大きなものにも対応しちゃうのね。

設定画面もあるぞ

基本亭にはオートですべてやってくれるけど、ちょっといじってみたいときはこんな感じの設定画面もあり。

スキャナーではなくライトスタンドとして

SnapLiteとは、ブルートゥースで繋がっているからiPhoneを常に上においておかないといけないというわけではない。そこでライト設定画面にいってみよう。するとここで光の色や明るさをワイヤレスで調整できるようになっているんだ。

こんな感じで普通のライトスタンドとして利用可能だ。初めてSnapLiteを見る人はこれがスキャナーだとは誰も気づかないレベル。

イマイチなポイント

充電できない

アラ探しって事でイマイチだったポイント探してみた。まずはこれかな。こんな感じでSnapLiteの上にiPhoneを置くんだけど、充電用の端子が隠れちゃうんだ。だからバッテリーが切れそうだった場合には、スキャン中に落ちる可能性あり。

ここ真ん中にスペース空いていたらよかったんだけどね。今回わたしは有線で画面を録画しようと思っていたけど、今回の問題で残念ながらできなかった。でも私みたいな人は稀だし、スキャンする時くらいバッテリー切れにならないよう十分に充電をしておこう。

タップすると若干揺れる

これ撮影する時は、スタンドの下側をタップするわけ。でもこのときタップする強さにもよるけど、微妙にiPhoneが揺れるんだよね。だからちょっとだけ写真のブレが心配。でもアプリの設定画面でタイマー時間設定できるから「1秒」くらい設定しておけばタップのブレはきえる!

あとイジワルって事でゴツメのiPhoneケースを取付けた状態でも検証してみたけど、これは特に問題なかった。ただ超特殊なiPhoneケースを取付けている場合には、カメラ位置がずれる事があるので注意しよう。

まとめ!手軽なスキャナーとして価値あり!

ぶっちゃけ言うと、私はix500やSV600など持っているので今回のスキャナーが必要かといえば特にそうではない。でもこれスキャナー持ってない人からするとけっこう面白い商品だわ。

今回のポイントは、スキャナーとしては価格が抑えられていて、形がデスクライトだから、部屋にあっても違和感なくそしてサイズは小型。写真も適度な照明がついているお陰である程度キレイにとれる。

噂によると、このSnapLiteが発表されてから、いい意味でこれ騒がれているらしい。まだ発表されたばかりですぐ手に入れることはできないけど、amazonにて販売はしているようです。仕事、家庭の両方で使えるのでもし興味あったら見てみて下さいねー。

今回の記事の関連商品はコチラから購入可能

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