CPUクーラーをamazonで人気の空冷「ETS-T40」に交換してみた

暑い夏がそろそろやってくる。そうなると暑さでやられるのは人間だけでない。パソコンにとっても夏は大敵。どうしても気温上昇からパソコン本体が熱を持ち、CPUにとってあまりよくないらしい。

じゃどうするの?
CPUクーラーを交換するしかないでしょ!というわけで今回は私の自作パソコンのCPUクーラーを交換したいと思います。これでこの夏は私のパソコンにも涼しく快適な暮らしをしていただけるはずだ。

CPUクーラー交換手順

動画の書出しで80度前後

冬場はいいのだが、夏が近づくにつれて室温が上がり室温30度近くで動画の書出しなんかするとファンがこれでもかってくらい激しく動き、CPUの温度を測ってみると80度前後でるようだ。

その影響については先日「CPUクーラーをリテールから変更した方がいい理由」でも書いたが、あまりよくはないらしい。温度が高くなりすぎると自動的に制御がかかって動作が遅くなるなどの影響がでるそうだ。だからこそもっと冷えるCPUクーラーに交換する必要があるのだ。

人気のETS-T40 約4000円

CPUクーラーといっても水冷や簡易水冷、空冷などいろいろあるが取付け安さと冷却性能、そして価格を見た時に一番コスパが優れているのが空冷。そしてその中でもダントツに人気を誇っているのが上記amazonで販売されている「ETS-T40」なのだ。

こちらamazonの評価を見ていただくとわかるように、めちゃくちゃ人気。これにしておけば間違いない!と思わせてくれる一品だ。

リテールクーラーを取外す

今現在、私はリテールクーラーを使っているわけだが、ぶっちゃけこれで私は満足していた。でも自作PCをよく組み立てる人からするとそれはダメらしい。ある程度お金をかけてもいいという場合はリテールではなく別にCPUクーラーを取付けた方がいいとのこと。

このリテールクーラーについては、タイプによって取外し方が変わるみたいだけど、私のタイプはマイナスドライバーで4辺のネジの向きを変え、そのまま引っ張れば簡単に取ることができた。

グリスを拭き取る

あとは熱伝導のためのグリスをしっかり拭きとってくれ。このグリスだけでもけっこう値段はするのだが、二度使いは禁止らしい。とりあえず拭き取って写真のようにきれいなCPUが姿を見せました。

ぎょえー!大きさ違うやん!

さてさっそく今回購入した空冷「ETS-T40」を取り出してみよう・・・えっ何この大きさ。さっそく取外したリテールクーラーと大きさを比べてみるとこれだけ違う。倍の差どころではない、4倍、いや5倍くらいあるだろうか。こりゃ冷えるはずだわ。

トリセツをもとに取付けだぜ

私はCPUクーラーの交換なんて、ただリテールクーラーを取り外してそのまま今回の「ETS-T40」を取付けるものだと思っていたがどうやらそうじゃないらしい。一度マザーボードをPCケースから取外しマウントを取付けたりする必要があるみたい。(面倒くさい。やらなければよかった)

というわけでマザーボードを取外すためにグラフィックボードなども取外し、ネジも外してマザーボードを取外す事に成功。あとは付属していたネジやマウントでCPU周りに固定していく。これは説明書に手順が書いてあるので迷う事はたぶんないはず。

付属のグリスを塗り直す

ホントはグリスについても新しく購入したのだが、CPUクーラーを買った時になんとグリスが同梱されていたのだ。このグリスの性能は知らないけど、また近々マザーボードの交換などする可能性もあったのでそれは大切に保管し付属のグリスを使う事にした。

巨大CPUクーラーをドッキング

CPUクーラー交換は初めてで慣れない作業ではあったが、取外しから取付けまで20分程度でできた。これ慣れれば10分以下でできるでしょうな。また今回はサイドフローといって空気の流れを邪魔しないものらしい。

空気の流れをチェックしてファンを取付け、更にグラボも取付けご覧のように元通りPCケースに収まった。

さっそく起動してみよう!

接続はたぶん完璧!ではさっそくパソコンを起動してみよう。おっファンが回りはじめた。音はとても静か。ただ画面を見てみると・・・

えっなにこれ?

なぜこうなったのかわからないが、画面には「Missing operating system」の文字が・・・。完全に何かやらかした。そこで全然起動しないのでマザーボードの初期化ボタンを適当に押したりしたのだが、それで更に深みに入ることに・・・

1時間ほど格闘したがパソコンは起動しない。そこで私はツイキャスで助けを求める事にした。すると全国の猛者から有益すぎるアドバイスがバシバシ届く。結果その30分後に復旧。あの時はホントありがとうございました。とりあえず原因としてはシステムのRAID0の設定が外れてた事でした。

元は80度前後で交換後は55度前後

さっそく検証という事で動画の書出しを行ったのだが、最初こそ温度は上がるが後半の上がりが全然ない。結局のところCPUクーラー交換後は55度前後で推移していました。これめっちゃいいやん。めっちゃ冷えているやん。CPUクーラーを交換するだけでこれほどまでに変わるんですね!

まとめ!もうリテールクーラーなんか使わない!

正直なところCPUクーラーなんてどうでもいいと思ってました。でも変えてみてビックリ。だってさ負荷をかけた状態で20度以上変わってくるんだよ。これだったら暑い夏でも爆音にならず耐え切ってくれそうな気がします。

またCPUクーラーの価格なんて今回の空冷「ETS-T40」だったら4000円程度。それでCPUがバッチリ冷えるんだったら最高ですよ。ホント交換してよかった。

ただ今回、エラーでパソコンが起動しなくなるという恐ろしい事が発生した。私はパソコンが死ぬと作業ができなくなる。マジにこれはやばいと思ったよ。というわけでサブというかいいパーツは移動するって形で今年はメインとサブの二台を作っていきたいと思う。さてこれからパーツ選びだ。何にしよっかな。あぁ楽しみ。

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