弟がXperia GX(SO-04D)を買ったのでレビューしてみた
- 2012/08/13
- スマホ
我が家では、スマホラッシュが続いているらしい。まず私の『GALAXY S3(III)』に続き、一番下の弟は『EVAスマートフォン(SH-06D-NERV)』を購入した。そして今回、真ん中の弟が『Xperia GX』を購入したのだ。
しかもレビュー用にと、買って間もない『Xperia GX』をわざわざ私のいる福井に送ってくれた。いい弟を持ったもんだ。(弟は神奈川県)。という事で、さっそくXperia GXを紹介させていただきます。
Xperia GX(SO-04D)レビュー
docomoより8月9日に発売、そして8月10日に我が家に届く
Xperia GXは、ドコモより2012年8月9日に発売されました。そして我が家に到着したのは、8月10日。つまりXperia GXをdocomoショップで購入し、一切触らずに郵送で送ってくれたのだ。
たぶん家電にお金かけすぎの私を気遣って、ネタ(Xperia GX)を提供してくれたのでしょう。ホントありがたい。何かお返ししてあげないとな。
Xperia GXスペック一覧
とりあえず、スペックを書いておきます。ホント一年でビックリするくらい進化しましたよね。本体メモリだけでいうと、Xpria acroに比べて容量は5倍近く増えている。
スペック
- サイズ: 高さ 約131mm×幅 約69mm×厚さ 約 10.5mm(最厚部 約 11.6mm)
- 重量: 約127g(電池パック含む)
- 連続通話時間: 約400分
- ディスプレイ: 約4.6インチ
- OS: AndroidTM 4.0
- ROM: 16GB
- RAM: 1GB
- プロセッサ: MSM8960 1.5GHz(Dual Core)
- 本体メモリ: 約 1.7GB(共有)
- 内部ストレージ: 約10.5GB(共有)
- カメラ(外側/内側): 約 1300万画素/約 130万画素
家電は欲しい時が買い時というが、スマホの成長は特にすごいからとっても迷う。でも迷っている人がいるなら言っておきましょう。今年のモデルは、買って損はないです。去年のモデルだと内部メモリが少なくて、もたつく事があるけど、今は1GB以上が当たり前だから、もたつく事はほとんどない。
Xperia GXとGALAXY S3の画面サイズ比較
せっかくなので、私の持っている『GALAXY S3』と画面サイズの比較をしてみました。ちなみにそれぞれ画面サイズはこうなっています。
- Xperia GX 4.6インチ
- GALAXY S3 4.8インチ
差はたったの0.2インチなのだが、それ以上の感じます。上の写真で赤色の部分は、何かしらの画面が表示される部分で、それだけ比べると左右で大きさが違う。
Xperia GXのホームなどの操作部(緑の場所)は、液晶画面の中にあるんだよね。もしかするとだが、この操作部も液晶画面サイズとして含めての4.6インチなのかもしれません。
Xperia GXのカメラは1300万画素
Xperia GXのカメラだが、なんと『1300万画素』もあります。解像度が大きいから画質がよくなるってわけでもありませんが、スマートフォンでこれが搭載できちゃうってのが驚きです。
巷で、コンデジの売上が落ちているらしいが、完全にスマホの影響が大きいと思う。とりあえずカメラについてまとめてみた。
Xperia GXのカメラスペック
- CMOS
- カメラ有効画素数は、外側1300万画素/内側130万画素
- 3D撮影機能(写真のみ)
- 接写機能あり
- 顔検出機能あり
- 手ぶれ補正あり
- オートフォーカスあり
- フォトライトあり
カメラ機能満載である。手ぶれ補正やフォトライトなど、必要なものは揃っています。あと3D撮影もできるとか。でも3Dって結局使わないよねー
Xperia GXで撮影した象さん
どんな風に撮影できるんだろうと疑問に思い、象の置物を撮影してみました。最近のスマホで思うのは、カメラ性能の向上。
でもあくまでスマホなので、映像素子のサイズには限界があります。今後その限られた映像素子のサイズでどれだけ進化していくのかは非常に気になるところです。
シャッターボタンはやっぱり便利だった
私の愛機は『GALAXY3』である。(レビュー記事)
別にカメラ機能に不満があるというわけでないが、やはりXperiaのシャッターボタンは便利だなぁと思う。通常画面内のシャッターボタンを押すわけだが、間違えた所でピントがあってしまったら、もう撮影するしかない。
ボタン半押しで簡単にピント合わせ
しかし、Xperia GXの場合だと、シャッターボタンがあるので、デジカメと同じように半押しでピントを何度でもあわせる事ができる。じっくり構図を決めて撮影できるってのはやっぱりいい。
あと、自分撮りをするときも、シャッターボタンがあると楽ちんだ。どうしても画面内だと、ボタンの位置がわかりにくく、シャッターがきれないって事よくあるんだよね。
地味にストラップを付けれるのは嬉しい
スマホにストラップを付けた事ある人はわかると思うけど、落下防止、更には操作性の向上など、かなりの恩恵がある。私の持っているGALAXYにはそれがないので非常に残念。
『Xperia GX』にはストラップホールがあり、写真のようにカバーを取り外して取り付ける事ができます。
やっぱりリングストラップですよね
このリングストラップは以前、私が紹介したものです(リングストラップ記事)。GALAXYにして以来、これを使えてなかったのだが、やっぱり便利である。
なんか指一本通しておくだけで、グリップ力が増すし、何より落下の危険がないからいい。スマホで写真とるときとかって特にスマホは不安定で落下の危険が高まります。もしお持ちのスマートフォンにストラップホールがあるんであれば、リングストラップオススメします。
Xperia arcを思わせる弧型のデザイン
去年発売された『Xperia arc』で人気だったのが、弧型のデザインである。まずカッコイイというのもあるのですが、少しカーブがついているだけで手にフィットするから持ちやすいのだ。
今作のGXもそのフォームが採用され、弧を描いたデザインになっています。私は今回初めて持ったわけですが、確かに手に馴染む。たった少しの曲線なのに、全然違うもんだね。
おサイフ機能ありで、防水・ワンセグはなし
スマホにおサイフ機能があるのは嬉しいよね。コンビニに行く程度だったら、スマホだけ持って出かける事が多くなりました。(いつもEdyを使ってます)。東京だとSuicaもスマホに突っ込めるし、いい事ばかり。
でもXperia GXの仕様をちょっと確認してみると防水やワンセグ機能はないとのことです。防水くらいはあると便利かなって思うんだけど、ワンセグはぶっちゃけ見ないし、なくてもいいと思う。
まぁお金の事もあるんだと思うが、Xperia GXは必要最小限の機能をつけて、薄く軽量に作ったのかもね。
微妙な出っ張りでガラス面を保護
かなり微妙な事を言っているのかもしれませんが、よくみるとガラス面より回りのフレームの方がわずかに盛り上がってます。
盛り上がっていると、液晶面を下にして机に置いた時にキズがつきにくいんですよ。
本体左上に電源ボタン、ホームを押しても電源はつかないよ
本体の左上に電源ボタンがあります。このXperia GXは、ホームボタンが液晶化されているため、ホームボタンを押しても起動しません。
私のクセとして、いつもホームボタンを押して電源をつけていたので、ちょっと最初はやりにくさを感じていたが、使っていけばすぐ慣れるので、そこまで気にする事でもないでしょう。
右上にボリュームスイッチ&マイクロUSB
電源ボタンといい、基本的に私が以前持っていた『Xperia acro』と一緒だね。アクロ歴の方が長いので、現在持っている『GALAXY S3(III)』より、操作がしやすい。GALAXY S3は、電源とボリュームがGXの反対になっているから、よく間違えて操作しちゃうんだよね。
ボリュームボタンは、縦に少し長くとってあるので、ボリューム調整のプラスとマイナスを間違える事はなく、操作性はいい。
ホームボタンは液晶画面内にある
『Xperia GX(SO-04D)』の操作ボタンだが、これは液晶画面内部にある。つまり液晶画面なので、一切押した感覚はない。なのでいままでボタン式だったユーザーからすると、それをタッチディスプレイで行うのはちょっと不思議な感覚かな。まぁすぐ慣れるけどね。
あと個人的にもったいないなって思ったのは『SONY』のロゴである。この部分にホームボタンを持っていけば、もう少し画面を大きくできたと思うんだけどな。でもそれだと他の機種と見た目が全く同じになってしまうから、あえて正面にロゴを持ってきているのかもしれません。
Xperia GXのステータスバー
Androidで上から下にスワイプすると出てくるステータスバー。これは機種によって個性が出るから面白い。Xperia GXの場合は、これらの操作ができるようだ。
ステータスバーの項目
- ボリューム設定 オン/オフ/バイブ
- Bluetooth オン/オフ
- Wifi オン/オフ
- 3G通信などのオン/オフ
- 本体の設定画面へ
特徴的なのは、設定画面のボタンがあること。私の場合、設定をいじる事が多いのだが、ステータスバーから設定画面に行けるのは楽だった。だってどんなアプリを開いていても、同じ動作で設定画面へ行けるからね。
逆に残念だったのは、下記のボタンがなかった事だ。もしかすると、何か設定を変えれば追加できるのかもしれませんが。
欲しかったボタン
- GPSのオン/オフ
- 画面自動回転のオン/オフ
私は基本的には、GPS切っておきたい派で、画面の自動回転もオフにしています。自動回転があるとちょっと傾けたりするだけで、回転してストレスを感じるから。
でもYouTubeを見るときは、自動回転をONにして、大きくみたいんすよね。GPSはランニングアプリの時によく使うし、これら二つのボタンのオンオフは、頻繁に使うんですよ。
といっても、ステータスバーで操作できないだけで、ウィジェットでボタン配置してしまえば、解決できてしまう事。なのでそこまで気にする問題でもないんですけどね。
起動中のアプリをワンボタンで確認できる
以前の『Xperia acro』の時はなかったのだが、右下のボタンを押すだけで起動中のアプリを確認できます。ワンボタンですぐ見れるのって意外に便利。GALAXYだとボタン長押しだからね。
スワイプしてアプリを終了
余計なアプリは、横にスワイプして終了できます。実はこの操作けっこう気持ちがいい(^_^)v。ただ今回触った時に確認できなかったんだけど、すべてを終了なんて事もできたのかなぁ。
Xperia GXのバージョンはAndroid4.04
Androidのバージョンってガンガン上がっていきますよね。去年私がXperia acroを買った時は確かバージョンはAndroid2.3だったと思う。
ただ、数字が上がればいいってもんでもないが、来年の今頃はいったいどうなっているんだろう。やっぱりバージョン5.0になっているのかな。
マイク付きヘッドセットが付属
なんかカッコイイヘッドフォンが付属されているなと思ったらこれ、マイク付きのヘッドセットらしい。
しかもコードを留めるためのクリップも入っているし、耳サイズに合わせてカバーもいくつか付属されているし、最近の付属品ってお金かかってますよね。
Xperia GXのまとめ(いいとこ、わるいとこ)
少ない時間ですが、Xperia GXをいじってみて感じた、いいとこ、わるいとこをまとめてみました。
いい所
- 背面のXperiaロゴがかっこいい!
- ストラップホールがついている
- カメラのシャッターボタンがある
- 起動中のアプリをワンボタンで確認できる
- 弧を描くボディー形状がかっこいい&持ちやすい
今のスマホは、ある程度成熟しているので、カメラ性能だとかCPUの話は抜きにしています。この中でも恩恵が大きいのは、ストラップホール&シャッターボタン。やっぱりこれ便利なんだよな。
わるい所
- ステータスバーの項目にGPSや自動回転がない
- GALAXYに比べて画面が小さい
- 起動アプリの一括終了ボタンがない(よく見るとあるかも)
現在GALAXYを使っているので、どうしてもそれとの比較になってしまうのですが、わるいと思ったのはこれらの三項目くらいでしたね。
画面が小さいといっても、GALAXYが大きすぎるだけで、iPhoneとかと比べても全然大きいし、GPSや自動回転などはウィジェットなどで解決できる問題なので、致命的なものでもありません。
使ってみた感覚としては、以前の『Xperia acro』から順当に進化しており、以前のメモリ不足によるもっさり感もいまでは、ほとんど起きないでしょう。
ホント最近のスマホは、どれも優秀なので、どれがいいってわけではなく、操作性やデザインだけで決めていいと思うんですよ。現在買い替えを考えている方は、まずドコモショップに行って実際にスマホを触る事をオススメしますよん。
あとわざわざ東京から福井に本体を送ってくれた弟のためにプレゼントとして『Xperia GX』のケースを購入しました。次回は、ケースレビューをさせていただきます。
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