100キロ走って分かった体の変化と周りの変化
- 2012/08/27
- 個人的なブログ記事
『勝手に100キロマラソン』という企画を達成してから1日が過ぎました。ここで100キロ走って体に起きた変化(ダメージ)と周りの変化について紹介しましょう。
100キロ体験者の実際の話なんで、これからちょっと考えている人には参考になるかも。あと福井放送にて私がテレビに出ました。動画はないんですけど、その時の状況は最後の方で写真で紹介します。よかったら見て下さい。
100キロマラソン後の体の変化(ダメージ)について
腹筋が更に割れるようになりました
普通に割れている腹筋が、更に割れるようになりました。これは走った当日の写真ではなく、十分水分や食事などをとった翌日の写真です。当日であればもっとバキバキに割れていたでしょう。
100キロ走ると、9000キロカロリー消費するので、脂肪だけでも楽に1キロ以上落ちる事になります。そりゃ腹筋も割れますよね。これからダイエットを考えておられる方いかがでしょうか(^_^)
走った直後は、生まれたてのエゾシカ
走ったその日ですが、やはりダメージは相当なものです。膝が曲がろうとしません。足の裏のマメが潰れて痛くて歩きたくありません。段差も登りたくありません。
膝のわるいおばあちゃんの気持ちがよくわかりました。足腰がわるかったらバリアフリーの家は最高です。ホントこの時は生まれたてのエゾシカ状態です。足がフラフラ。
人間の回復力ってすごい、もう歩けるさー
何だかんだで、40時間ぶっ通しで起きていまして、夜10時頃に就寝。睡眠時間は8時間です(いつもは5時間程度)。朝起きてビックリしました。
あれほどまでに、足が痛かったのに普通に歩けるようになっています。人間の体ってすごいと思った瞬間でした。人間ってキズついたら治るようになってるんですね。改めて実感できました。
軽く走るようにもなりました
もちろん、太ももなど筋肉痛はございますが、ちょっと頑張れば走れるようになりました。もう一度100キロは、まだできませんが5キロ程度なら全然いけそうです。
たった一日で、人間ってこれだけ回復するって事を証明できたかと思います。なので仕事のある人でも100キロ走って寝れば普通に出社できます。
マメの潰れ状況も改善
足の状況については、汚いのでドアップで載せませんが、足の指はもちろん、足の裏にも大きなマメができ、筋肉痛よりもこちらの方が深刻でした。
ところが一日経ったら、薄く皮ができはじめたのでしょうか、痛みが昨日の半分以下、いや四分の一以下になっています。これなら歩くのも楽勝でございます。
一人100キロの必須アイテムのバックパック・・・
こちらランニング用のバックパックです。一人ランニングの場合は必須アイテムとも言えるでしょう。食料や飲みもの、医療用具なども入れる事ができ、これにはホント助けられました。
ただ、私の使い方(服装)や、距離的な問題があったのか、ちょっとした事も起きました。
擦り傷いっぱいさー
体中、擦り傷だらけです。最初の写真は首元に擦り傷あったと思うのですがそれもバックパックによるものですね。フルマラソン程度だったらこんな事起きた事ないので原因はたぶんこれらでしょう。
原因
- 100キロはあまりにも長すぎる
- 汗のかきすぎで、皮膚がふやけ弱くなっていた
- Tシャツの素材が薄い
- ベルトを締めすぎ
- 皮膚の鍛え方が足りなかった!?
もちろん、今回の服装でテスト済み(40キロ)なので、原因は1つ目と二つ目でしょう。確かにかく汗の量は半端なかったからな。しかも15時間近く走っていたわけだから、皮膚もふやけるはずさ。
多少、着替えたり、クリームを塗るなどしていたら状況は違っていたでしょうね。ちなみに汗をいっぱいかいていたので、体中が塩分でザラザラしてました。傷口を食塩で擦るとどうなるかわかります?つまりそういう状態を作りあげてました(笑)
100キロマラソンでの服装(装備)で感じたこと
暑いからウォーターパックは必須でした
ホントこれは便利でした。こんど時間ある時にレビューするけど、これがあるといつでも給水できます。真夏のランニングだから汗のかき方がすごいんだよね。
これは二リットルまで入るようになっており、ところどころコンビニにて給水してやれば、気軽に給水して脱水症状を防ぐ事ができます。
ユニクロのシルキードライがよかった
シルキードライって本来は、肌着ですよね。でもこれホント着心地がいいんです。だから今回の100キロマラソンにて勝手に採用させていただきました。
汗を書いても、重たくならないし、除菌効果が効いているのか臭くもなりにくい。ランニングウェアとしては最高。しかも安い!
カメラはジャマだけどあるといい思い出
日本全国探しても、私みたいな人は少数派なのですが、ランニング中にビデオカメラを持っている人は少ないでしょう。理由は簡単、ジャマだからです。
ただでさえ辛いランニングなのに、カメラを持ちたくないってのは、わかります。でも無理やり撮影して3分程度の動画に編集するとどうでしょうか。マジにいい思い出となります。
動画を見ると、あの時の状況が蘇ってきます。記憶で置いておくのもいいけど、動画にするとその時の息遣い、疲労具合がわかり、鮮明に思い出せます。きっと思い出となるでしょう。
マメ防止に靴下の予備
本来、ランニング用の靴下がいいと思うのですが、私の場合三足1000円の靴下。もちろんメーカーはユニクロなり。
私はこの靴下との相性がよく、フルマラソン程度ではマメなどできません。ただ今回マメができた原因を考えてみるとこれが考えられます。
足マメの原因
- 汗により靴下が濡れていた
- 足が軽くふやけていた
もちろん距離的な問題もあるんでしょうけど、原因はこれですね。足が痛くて靴下を抜いたとき、汗で靴下が濡れていました。
それにより、足がふやけていて、確認するとマメだらけの足があったのです。足がふやけるとどうしても皮膚って弱くなるし、それを防止する意味でも靴下って予備が必要なのかもしれません。
長距離は擦れに注意
先ほどのバックパック事件でも言えるのですが、長時間同じ動きを続けるので擦れにより皮膚がやられる事があります。よく擦れる部分としてはこの二つでしょうね。
擦れる部分
- 脇の下
- 股の下
解決方法としては、グリセリンを塗るって方法もございまし、ぴったりめの服を着て皮膚同士を直接擦らないようにする方法もございます。
私の場合、上はユニクロのシルキードライのタイトサイズ(Mサイズ)、そして下はユニクロのダイエットパンツみたいなのを履いてます。別にダイエットというわけではないのですが、ちょうどよいスパッツのような感じで股を擦るって事がなくなります。
お陰様で、脇の下や股の下には擦り傷はできませんでした。ただ汚い話なんですが、おしりの溝まではカバーできず、その周辺は擦って後半痛かったです(笑)
福井テレビでの出演について
録画していた番組をカメラで直接撮影するというアナログな方法にてお伝えしたいと思います(笑)ゴール直前、カメラが私に向けられてました
ゴール直前、弟が『カメラがこっち向いてるよ!』と言ってきた。確認するとホントにカメラがこっちに向いている。募金する人を撮影しているのかなとも思ったのだが、固定ではなく近づいたら私に合わせてカメラが向くのだ。
テレビ局には、何も話をしていないのに、こういう状況になっているわけで、意味がわからなかった。あとで話を聞くとお偉いさんから、このカズという人物がくるから何とかしろと御達しがきたそうだ。
ゴールで多くの人が迎えてくれた
ゴール直前の映像です。見て分かるように私の後ろにはカメラマンがいて、隠れているけど前方にもカメラマン。そして見て分かるようにゴールでみんなが私を迎えてくれました。会社の仲間から24時間のスタッフ、そして一般の方もいます。
手作りのゴール
会社の仲間が作ってくれたゴールで見事完走!大勢の方が拍手をくれました。なんかゴールまであるし、誰がくるんだろうと一般の方もぞろぞろと集まっていたそうです。芸能人ではなく一般人でごめんね(笑)
馬鹿やろうと言いながら笑う嬉しそうな父ちゃん
ゴール地点には、父ちゃんや母ちゃんの姿も。父ちゃんは『馬鹿やろう』と嬉しそうな顔で言ってきた。
これで、明日父ちゃんは、会社でちょっとした有名人だろう。『おもしろい息子』を持っているって事でね。
100キロマラソンの参加費14000円の証拠写真
14000円を100キロマラソンの参加費として納めますと言って走ったのだが、言ってるだけで証拠がないっすよね。というわけで証拠写真。
募金箱にお札なんて入れて事のない私からしたら、信じられないような金額。でも参加費としてなら出せるって事でそういう気持ちで出しました。ちなみにこの数字は私のYouTubeの登録者数の数です。
さて、しばらく休もうと思ったら次の日曜日は、初めてのキックボクシングの試合を控えてます。それ終わったらゆっくり休むぞ(^_^)v
Facebookのいいねが200以上
最後に『私のFacebook』で、記事を投稿したわけですが、いいねがなんと200以上つきました。いままでにない数字です。他にもYouTubeのいいねが500にもなったり、runtasticの声援は3000くらいと意味のわからないくらいの反響がありました。
最後にホントみなさんありがとう!
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