一眼カメラ動画のココがダメ!とにかくピント合わせが手間なんです
- 2013/01/13
- カメラ
先日一眼カメラα99(レビュー記事)を購入しました。買った理由は、一眼カメラで動画を撮ってみたかったから。
去年(2012)の12月30日からアップされる動画(YouTube動画一覧)は、一眼カメラで撮影されたものです。画質はよくなりましたが、いい事ばかりではありません。そこで今回、一眼カメラの動画でダメなところを紹介させていただきます。
一眼カメラの動画撮影ダメポイント
オートフォーカスが効かない
α99ではオートフォーカスが効くモードもございます、でも今回は一般的な一眼カメラの動画撮影って事でお話させていただきますね。基本的に一眼カメラってオートフォーカスではないのです。
だから、手間だけどピントが合うように毎回フォーカスを合わせているんです。この作業のせいか、一眼カメラに変更してから撮影時間が三割~五割ほど増えました。たぶん一眼カメラ動画にまだ慣れてないというのもありますが、このフォーカス合わせによるタイムロスは大きいです。
これがねビデオカメラだと自動で合わせてくれるから楽チンなんだよね。録画ボタン押すだけで普通に動画がとれちゃうんですよ。一眼カメラを使うようになってから、ビデオカメラの素晴らしさに気づきました。
被写界深度が浅くてピントがずれる
一眼カメラの動画は『背景がぼけてくれるからいい!』という意見もありますが、それって逆にいうとピントが合う部分が少ないって事にもなりますよね。
まぁ、絞ればピントを合う部分を広げる事ができるんですが、せっかく一眼カメラで撮影するんだから背景ボケを重視したいって気持ちもあるんです。YouTubeだと『360p』という低解像度で見る人もいるから、背景ボケも含めて一眼で撮ってるって表現したいんだ。
まぁ一眼の小さい画面で確認している私が悪いんだけど、雑にフォーカス合わすから編集の時にピントずれに気づく事もあったりしました(笑)
ビデオカメラに比べてマイクがよくない
一眼カメラの軸は、やっぱり写真です。そんなわけもあって映像とは関係ないマイクの方はあまりよくなかったりします。だから音もクリアに録音したいって事であれば外部マイクが欲しいですね。
とか言いつつ、私は現在α99の内蔵マイクで撮影しているんですけどね。たぶんもうしばらくすると外部マイク届くので、それからは外部マイクを使って撮影します。でも思ったほどα99のマイクは悪くなかったかな。
手持ちでの自分撮りは難しい
手持ちで自分撮りする人なんて、ほぼいないと考えていいでしょう。でも私みたいなYouTuberであればそんな機会がけっこう出てくるんです。
ただ一眼カメラって自分に向けて撮影するのが難しいんですよ。しかもそれに加えてフォーカスも合わさなくちゃだめ。手持ちじゃ相当難しいと言えます。
モニターが自分に向かない
これはカメラの機種によります。私の持っているα99はチルト液晶で自分に向いてくれるのですが、例えば一眼動画で有名な「EOS 5D」とかは向いてくれないんです。あくまで撮影する側のカメラですね。
どうしても自分撮りでモニターを確認したいのであれば外部モニターをつければなんとかなるけど、ちょっとやりすぎな感じはいなめない。
バッテリーの持ちがわるい
ビデオカメラって長時間録画する事もあるから、大きめのバッテリーなどもあって結構持つんだよね。でも一眼カメラって基本的に写真を撮るためのものでしょ。
バッテリー容量も違うだろうけど、長時間撮影だとバリバリに電気を食うんだ。だからといって、ビデオカメラみたいに給電しながら撮影できる電源ケーブルも付属品ではありません。
だから、一眼カメラで長時間録画する時ってホント気をつけないとダメなんだ。ちなみに私はバッテリー問題があったので、中古ではありますが5000円もする給電用のケーブルを買っちゃいました。
ビデオカメラの手振れには劣る
これは一眼カメラの機種やレンズにもよりますが、動画であっても手ぶれ補正をかける事ができます。やっぱりねどこでも三脚立てれるってわけじゃないから手持ちで動画を撮ることもあるわけですよ。
でもね、特に歩きながら撮影するとわかりやすいかな。ちゃんと手ぶれ補正はかかっているんだけど、ビデオカメラの手振れと比べるとまだまだです。ビデオカメラだとソニーの上位機種はやばいです。走りも手ぶれ補正でなんとかなるけど、一眼では走って撮影はちょいときつい。
散々言いましたがこれからも一眼動画を撮り続けます
ふー、一眼カメラでの動画撮影をしてきた苦悩を吐きまくったぞ。ビデオカメラだったら簡単だったのに一眼だとマニュアル性が強くて大変なんだよな。
そんなわけで今回、一眼カメラの動画撮影のダメポイントを挙げさせていただきましたが、それでも私は一眼カメラを使い続けます。
なぜかというと、やっぱり画質がいい!そして背景ボケがいい!これはやはり一眼動画じゃないとできません。多少大変でもいいんです。だってきれいに撮りたいからね。
もちろん、場合によってはビデオカメラが向いている撮影もあるので、時と場合によって使い分けていこうとは思います。どうです?一眼カメラで動画撮影をしようとしている方の参考にはなりましたかね。
おまけ 海パンカメラマンがいるならマッスルカメラマンもありかな
カメラマンって変な人多いっすよね。だって海パンカメラマンなんて方もいるくらいですから。というわけでそれに対抗してマッスルカメラマンってものに変装してみました。うーん、これで撮影なんてただの変態だ(笑)
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