強力すぎる手ブレ補正!EX-ZR800の5軸補正検証
- 2013/10/01
- カメラ
写真を撮るとよく手ブレでボケボケになるカズです。
さてあなたも私と同じような経験ありませんか。写真を撮ったけど手ブレでボケボケになってしまったということ。これってのは、暗い時写真のように気合を入れてもダメ!暗い場所で発生しやすいんです。夜とか室内の写真とかです。
これには、あまりカメラ触った事ない人には聞き慣れない、シャッタースピードというものが関係してくるんだが、最近では手ブレ補正付きのカメラが当たり前で、これにより多少の手ブレは吸収してくれるようになった。でも最近更にその手ブレがパワーアップしている。今日はそんな5軸手ブレ補正を見てみようじゃないか。
ちなみに今回は、先日紹介したCASIOのコンデジ「EX-ZR800」がキター!のやつを事例にして紹介させていただきます。タイアップでもなんでもなく、個人的にこの記事作りたかったんだよなー。
5軸手ブレ補正の検証
なぜ暗いとブレやすいの?
そもそもの原理がわからないと意味わからないから、簡単にだけ説明するね。カメラにはシャッタースピードというものがあって、それが何なのかというとそのまま、シャッターを切る速度って事。これが早いと映像が暗くなって、遅いと明るくなるっていう感じに覚えればいいでしょう。
そこで撮影環境が暗いと、このシャッタースピードが遅くなって十分の一秒になったりするわけ。高速だと手を動かしていても上の写真のように止まって見えるが遅いとブレブレになっちゃうんだ。
ズームすればぶれやすくなる
更に手ブレしやすい環境を準備するとすれば、カメラのズームをいっぱい使う事。なぜ手ブレしやすいか分かるよね。例えば双眼鏡でも覗くと、少し動かすだけで見えている場所が、何メートル、何十メートルと動くでしょ。
カメラでズームしている状態がつまりその状態なわけ。だからズームいっぱいで手ブレされると写っている映像は激しく動いちゃうわけですよ。
ズームいっぱいで手ブレオフ
結果は上の通りだ。見て分かるでしょ。この時、シャッタースピードは十分の一秒。それでズームをいっぱいつかわれたら手ブレしますよ。
ズームいっぱいで手ブレ補正オン
さて次は手ブレ補正をオンにして撮影してみようじゃないか。結果は上の写真の通り。くっきりハッキリでございます。ただ動画見るとわかるけど一回だけ失敗したんだけどね。
比べるとこんな感じ
分かりやすいよう、上下に並べて較べてみたよ。うん、天と地くらい差がある。ちょっとコンデジと思ってなめていたけど、この5軸手ブレ補正ってヤバイわ。
5軸手ブレ補正の注意点
ただこれで注意すべき点は、この5軸手ブレ補正で5段分も手ブレを防げるんだけど、光学手ブレ補正が2段分と、高速連写合成3段分が組み合わさっての5段分みたい。
モードによっては、その手ブレ補正の恩恵を受ける事が出来なかったり、動画の場合も手ブレ補正の恩恵は受けれるが、写真のように5段分も受けれるってわけじゃないみたい。まぁしゃあないか。
暗い店内での記念撮影に手ブレは便利すぎる
今回紹介した手ブレ補正機能だが、日中明るい場所で撮影する分には、一切この機能は必要ない。だってシャッタースピードが早くなるから補正なくてもブレる事ないからね。
ただ夜景とか暗い店内での撮影が多い場合には、この手ブレ補正は強力に作用しそう。画質的には一眼カメラに及ばないけど、スマホよりはキレイに撮影できるし何よりコンパクト、手ブレ補正がハンパないときている。
EX-ZR800の価格も発売してから一ヶ月経ち「AmazonでのEX-ZR800」での価格を見てもらうとわかるように5000円下がって今では3万円前後で売っているみたい。現在使っているコンデジで手ブレがやばい人は、たぶんコレ使うと感動するよ。
後書き
30歳になりました
EX-ZR800と全く関係ない話ですが9月24日で30歳になりました。そして写真は友人が開いてくれたお誕生会のもの。ホントいい仲間に恵まれてます。60歳を過ぎてもいい大人同士で、ずっとこんな事やってたいっす!