Nexus7カーナビ検証!タダでオフラインで使えるグーグルマップが便利すぎた
- 2013/12/04
- タブレット端末
私のカーナビが壊れて早くも7年以上の歳月が経っております。なぜカーナビを修理or買い換えしないのかというと、カーナビが高すぎるから。なぜカーナビがあんなに高いのか意味わからない。
しかし、そこでふと耳にしたのが、去年からNexus7をカーナビの代わりとして使う人が急増しているようだ。最近、タブレット端末を車のダッシュボードに固定できる「2400円で購入できるタブレット車載ホルダー」も買った事だし、ホントに使えるのか検証してみる事にしよう。
Nexus7のカーナビ代用検証
Nexus7がカーナビとして人気の理由
- Wi-FiモデルでもGPS内蔵である
- 実はオフラインでも使用可能
- カーナビに較べてむちゃくちゃ安くて高機能
- 買い替えなしで最新の地図が使える
Nexus7がカーナビとして人気なのには理由がある。まずWi-FiモデルでもGPS内蔵なのだ。普通だとiPad miniのWi-Fiモデルは、GPS入ってなく、SoftBankなどの3G版じゃないとついてこないんですよ。
更には、Wi-Fi版で心配なのはオフラインの時の動作。しかしこれまた朗報である。最初だけWi-Fiにつなぐ必要はあるが、設定さえしてしまえば、Wi-Fiにつながずともカーナビとして動作する。そして最新バージョンのNexus7でも27800円というのもまた嬉しい!
グーグルマップで目的地を選択
ではさっそく使ってみるとするか。まず最初にみんなおなじみの「グーグルマップ」を開こう。そして検索まどに目的地を設定。今回はちょっと用事があるので鯖江駅に行くことにした。ちなみにだが、この時だけはWi-Fiでつなぐ必要がある。ただ車の中からではなく、普通に自宅から設定を行えばよい。
距離や予定時間がバッチリ表示&地図をキャッシュ
目的地を設定すると、GPSが現在地を取得してくれるので、ご覧のように目的地までの距離やかかる時間まで表示される。他にも今回と関係ないが、電車での行き方や歩きの場合だと、どのくらいかかるのかも表示できるんだぜ。
そしてココで重要なのが地図をキャッシュ(記憶)させる事。実はWi-Fiでつないだ状態で表示した部分は自動的にキャッシュされるんだ。現在の状態だと地図が小さすぎるので少し拡大して経路をなぞっていけば、オフラインでもその地図を参照できる!
高速道路を避ける事も可能
高速道路はお金がかかるから通りたくないって人もいるだろう。まぁ安心してくれ。このグーグルマップ様は、ただで使える無料アプリなのに、その辺りも対応している。
一つ前の写真を見ると「経路オプション」ってあるだろ。それを選ぶと「高速道路を使わない」や「有料道路を使わない」を選択する事が可能。
カーナビ同様ナビしてくれる
昔のGoogle Mapsにはなかった機能なんだけど、一昨年くらいからご覧のように「ナビ開始」ってボタンが搭載された。つまりはあれだ、カーナビのようにナビしてくれるわけですよ。
音声で知らせてくれる
動画を見るとわかりやすいんだけど「300m先右方向」などカーナビ同様に音声で教えてくれる。なんらカーナビと変わりません。オフラインで使えてしかもタダ!ホントにいいんですかグーグルさん!?
思った以上にGPS位置は正確
Nexus7なんて本来カーナビではなく、一般的なタブレット端末なわけですよ。よってGPSの位置など精度が心配なのだが、ビックリするくらい正確なのだ。こちらも動画を見ていただくとわかりやすいだろう。
誤差なんてないに等しい。この部分はカーナビと較べてなんの遜色も感じなかったね。GPS精度すげーや。
道を間違えても軌道修正してくれる
ナビをしてもらっても道を間違えるって事あるだろ?でも安心してくれ。道を間違えたらすぐに修正してくれるのだ。しかもこの作業はオフラインで動作するわけですよ。マジこれには感動した!
あまりにも軌道修正を無視するとナビしなくなる
道を修正してくれとグーグルマップに指示されているのに、それを無視して500mくらい進み続けたら、ついにお知らせがなくなった。どういう事だというと画面を確認してみると「現在地を検出中」という文字が。
遂に見捨てられました。言うことをきかないやつは、ナビなんかしてやらないぞという事でしょうか。でもそれでも実は現在位置は正確に取得できている。そして先ほどの正規ルートのマップも存在しているのだ。
正規ルートに合流でナビ再開
ナビが作動しなくなってから、正規ルートに戻ったのではなく、先に進んだ正規ルートとの合流地点に向かった。そうするとナビ再開だ!こんなに言うことを聞かない私を見捨てないでいたんだね。ありがとうグーグルマップ様。
夜間モード&目的地に到着
地味に嬉しい機能なんだが、外が暗くなるとNexus7のディスプレイが眩しく見える。でもご安心下さい。夜になるとマップが暗くなって夜間モードに切り替わるのだ。これカーナビにはよくある機能だよね。
そしてなんだかんだで、目的地に到着です。途中ナビを無視したけど、それからナビにしたがって向かったら普通にいけました。普通にオフラインでもカーナビとして使えるじゃん。
Nexus7をカーナビとして使う時の注意点
- 最初のみWi-Fiでつなぐ必要がある
- 音声が小さい (Bluetooth接続で対応)
- 充電が切れる (充電をしながら走る)
Nexus7をカーナビとして使う時の注意的をまとめてみました。後半の2つについては私の場合「Bluetooth対応の車載FMトランスミッターJF-BTFM2K」で対応しています。
またWi-Fi問題については、旅先だと一時的にテザリングで繋いであげれば問題なし!
結論!Nexus7はカーナビの代用品としてイケる!
実際に使ってみての感想だが、Nexus7ってホントに便利なやつなんだなと再認識。GPS内蔵でディスプレイはRetina状態。これで他にもいろいろできて27800円は安い。もうカーナビなんて買う気が起こらないですよ
ただもちろんカーナビとして純粋に比べると、純正カーナビは、何車線なども表示してくれたり、渋滞を避けるなどカーナビとしての機能だったらNexus7の方が完全に劣る。でも使用した感じ多少劣ってもNexus7で満足です。
もし現在、Nexus7を持っていて、しかも車もお持ちでしたら、ぜひカーナビとしての利用検討下さいませ。ビックリするくらいNexus7とグーグルマップのコンビ便利ですぞ。