もう手放せない!ScanSnap ix500の一年使用レポート
- 2014/02/03
- パソコングッズ
自炊をされている方だと一度は聞いたことある人が多いのではないでしょうか。むしろ実際にこのix500を持っている方も多いでしょう。今回の1年使用レポートはScanSnap ix500(スキャンスナップ)でございます。
こちら購入した当時のレビュー記事は「自炊に人気爆発中のScanSnap iX500がキター!」の通り。もしご興味ございましたらコチラも合わせてご覧下さいましっ!
ScanSnap ix500の一年使用レポート
ScanSnap ix500 約4万円
ScanSnap ix500を購入したのは、ちょうど一年前。そして一年後の2014年1月に価格をチェックしてみたところ、気になる価格は送料込みで約4万円でござる。購入当時は4万5千円だったので5千安くなっただけ。
スマホとかPCだともっと激的に価格が下がって悔しい思いをするんだけど、たった5千円の値下がりで済んでいたのでちょっと安心したよ(笑)。ただ値下がりしたといっても気軽に購入できる金額ではないので、調子にのって勢いでポチらないようご注意下さい。
基本的にEVERNOTEと連携して使用
スキャンするものにもよりますが、基本的にはEVERNOTEと連携させて使っています。この連携というのは、ScanSnapのもともとの機能であり、ちょっと設定を変更するだけでスキャンすれば自動的にEVERNOTEにアップされるようになっております。
この機能が非常に便利でして、EVERNOTEにアップされる事で文章中の検索などにも引っかかるようになり、とっさにスキャンしたものを探し出す時にもすぐ見つける事ができる。また下記のように幾つかプリセットを作る事もできます。
私はこれで、スキャン設定を行い、読み込むものに応じて変更させてます。
名刺管理にむっちゃ使える
名刺管理ももちろんEVERNOTEとの連携で使用しております。社会人になり、どこか営業にいったり、イベントに出席したりすると、名刺だらけになるって方も多いでしょう。そこで大変なのが名刺の管理です。
何かバインダーで管理するのが一番なんですが、何十枚、何百枚と溜まると目的の人を探し出すのも困難。そんな時には、ScanSnapを利用して名刺をスキャン。たったこれだけで名刺の検索速度は数十倍、数百倍早くなるでしょう。
記念写真の永久保存スキャン
今だと写真を撮るといってもデジタル。データになって保存されています。データが消える可能性はありますが、写真が劣化する事はありません。ただ問題なのはアナログの写真です。これらはバッチリバリバリ劣化していきます。
そんな時にあると便利なのがScanSnap。こちらデータ化しておけば、それ以上劣化する事はない。また結婚式などでは大量に新郎新婦の昔の写真をスライドショーにして流したりするんですが、これのスキャンにも超ベンリです。
説明書など冊子の処分に役立った
これがこのScanSnapでもっともポピュラーな使い方ではないでしょうか。自炊って事で本の電子データ化にとても役立ちます。そんなわけで製品説明書などそういったものを電子データ化して処分するようにしてます。
たった一冊の説明書程度では、対してスペースはとりませんが、やはり家となると冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーなど何十、何百の説明書があってもおかしくありません。ちりも積もれば山となるのと一緒で大きなスペースが必要になる事だってある。
そういう時にこのix500で電子データ化してあげれば、必要ない説明書は処分したり、どこか物置の奥に保管できるなど、スペースを有効に利用できるようになります。
またEVERNOTEにUPしておけば、タブレット端末からも気軽にアクセスできる。
イマイチなポイント
キレイな状態のものしか読み取れない
紙類すべてをデータ化したいという思いはあるが、スキャンできないものも存在します。たとえば結婚式の招待状など、一枚もののペーパーでない場合、ローラーで変にひっかかる。写真のようにリボン付きのものだとほぼ不可能。ただモノによっては付属のフィルムに挟んでスキャンすれば解決できる事もあります。
A3サイズ級のものは読み取れない
A3サイズのものなんて、家の設計図程度だろうと思っていましたが、意外にそういった用紙に出会う事は多かった。もちろんサイズ的にA3サイズは残念ながら読み取る事はできない。A3サイズを取り扱う所では注意が必要です。
雑誌系のスキャンは難しい
こちらは買う前から知っていましたが、雑誌などを自炊つもりでこのix500を購入する人は注意が必要というか買わない方がいいかもしれません。こちらで検証してみたところ、20枚や30枚はスキャンするけど途中で滑りだしてスキャン不可能となります。
これは雑誌というか、雑誌ってツルツルの用紙を使っているでしょ。そのツルツル用紙がすべりを発生させ、途中から空回りが発生して止まってしまうのだ。そんな時は何もない白のコピー用紙を何枚か通せば復活できますが、その作業自体面倒くさいでござる。
まとめ!書類整理に便利すぎた
私の普段での使い方は今回紹介した通りです。やはり使ってみて実感できるのが、名刺や説明書などの整理で検索もしやすくなったし、何より棚のスペースがあくようになったのが一番のメリットでした。これで空いたスペースにカメラ機材など多くのものを収納できるようになりました。
部屋が広くて収納スペースありまくりって方は別にデータ化する必要もないかもしれません。しかし部屋に書類や名刺が散乱している人は、このスキャナーを使う事で部屋を驚くぐらいキレイに片付けできる可能性もあります。現在は4万円という価格で決して安くはありませんが、使う人にとっては十分4万の価値はあります。
購入はページ下にあるリンクより購入可能。amazonページには、他の人のレビューもあるのでそちら参考にしてもいいかもしれません。また個人用とではなく、スキャナーのない会社用途でも十分イケますぞ!
あとがき
本のスキャンはあまり使わない
人によっては、自炊スキャナーとしてix500をガンガン使う方も多いようです。確かにちょっと手間はかかるけど、以前紹介したように「漫画・コミック本を自分でスキャン・電子データ化(自炊)する方法」を見て分かるように業者に依頼しなくても自分でスキャンできる時代がやってきました。
ただやっぱり電子化は面倒くさいと考える私もいて、更にはあまり私は本を購入しない。唯一購入する本といえば少年ジャンプくらいだ(笑)。そんなわけで本の自炊はほとんどしてないです。一応報告まで。